劇場(ミリオンライブ!)
げきじょうもしくはしあたー
田中琴葉「劇場に所属させていただけることになってから、学校がもうひとつ増えたみたい…ううん、家、かな。」
『アイドルマスターミリオンライブ!』にて主な舞台となる場所。
名称は各所で異なるが、「765プロライブ劇場」が基本となる。また、「シアターデイズ」及び以降の作品では「劇場」と書いて「シアター」と呼んでいる。
一般にはAKB48劇場に代表されるような「アキバ系アイドルの劇場」に近い解釈になるが、この劇場、「まさにミリオンライブ」とも呼べるほどの脅威の進化を遂げる事となる。
GREE版『ミリオンライブ!』では劇場レベルを上げる事により劇場の仕様が大きく変わっていく。なお、劇場の外観等が変化するという設定はGREE版固有のものである。
Lv01 みんなのぶどーかん
いきなり武道館?違います。テント小屋です。
レベルの最下層を表すものとしてはテントはどうなのという声もあるが、色々とベクトルのおかしいミリオンライブならではとの声もあり、やはり最初の場所ということでP達から神格化されている節もある。
ミリシタでは2019年~の、『ミリオンライブ!』自体の周年を祝うログインボーナスなどにてこのテントの画像が使われることが多い。
Lv09 ミリオンパレス
なんと敷地内に大きいビルが建ってしまった。ちなみにこれはホテルである(伊織談)。
Lv11 765ドーム
「プロデューサーさん!ドームですよ、ドーム!」ドームは行くものではなく建てるもの。
ついにあの765プロがドームを作る資金力を得てしまった。劇場なのかライブ会場なのかこれもう分かんねぇな。
この辺りから明らかに増改築の域を超えた建物が散見されるようになる。
Lv12 アクアフロントシアター
ドームを達成した765プロは今度は海上シアターを建設。元ネタは横浜市にある「横浜ベイクウォーター」。
どう考えてもこれまでの劇場とは立地が変わっているが気にしてはいけない。多分増築じゃなくて別個に建てられた新規の施設なんだろう。
Lv14 シアターオブバビロン
「飛べます。」
ついに頭のおかしい劇場が完成した。天空の城ラピュタを思い起こさせる天空都市の誕生である。
この後、2年間更新されずこの背景が使用された。
シアターデイズではエイプリルフールのミニゲームで空に浮かぶ秘境として登場し、チュパカブラの棲息が確認された。ビーチバレーの際にも海上に浮かぶ姿が確認されている。
Lv15 ジュラシックシアター
天空の城から2年2ヵ月、劇場についに更新がかかった。まあ、予想を遥かに超えたシロモノであるのはいつもの事だが。目を引くのはティラノサウルスの化石。そしてトリケラトプス型の施設である。
ちなみに雪歩はトリケラトプスと仲良くするカードが存在する。どういうことなの・・・。
Lv16 ホーンテッドシアター
肝試しイベントでやれ臭の強いこの劇場。過去の肝試しイベのカードやマイディアヴァンパイア衣装組の立ち絵が映える背景だ。
ちなみにこの背景の屋敷は「アイドルマスターシャイニーフェスタ」の「きゅんっ!ヴァンパイアガール」のMVに登場する屋敷そのままである。というかこの屋敷にシアターのロゴを貼っつけただけである。
Lv17 大みりおん劇城
イベントでやれその2。「アイドルキャッスル」や「ゴールデンキャッスルライブ」で使われそうな背景だがこれも劇場である。
元ネタは名古屋城。ちなみにGoogleで画像検索するとそっくりそのままのアングルの写真が出てくる。
Lv19 ミリオンドリームシティ
空へ飛び立った765プロの次はなんとカジノ。「HR 秀麗なるディーラー 田中琴葉」等のカードが映える背景である。
元ネタはラスベガスの「プラザ・ホテル&カジノ」だが、問題があったのか後日若干修正が入った。
Lv20 ミリオンクルーザー
次は海。豪華客船が劇場になっている。船上ライブでもするつもりだろうか。
……と思っていたら2020年2月29日~3月1日に客船「ぱしふぃっくびいなす」を貸し切って実現……の予定であったが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響であえなく中止に。
…ミリオンライブの進化に世界はまだ追いついていなかったようだ。
Lv21 シアターオブナイル
今度はエジプト。目の前にはスフィンクスが見える。
わけがわからないよ(建前)それでいいー!(本音)
ここで我々Pはミリオンライブのサービス終了の発表を目にするのだが、ジュラシック以降の更新ラッシュはサービス終了に向けたいわゆる終活だったのではないかと囁かれている。
Lv22 ネオユニバースシアター
陸海空を制覇し、次はどこだ等と言われていたのも今は昔。まだ残っていたのはそう、宇宙だ。765シアターのアイドル達は宇宙を飛び出し、銀河一のアイドルに上り詰めた。
公式によるとこれが最後の更新となる模様。今まで楽しませてくれてありがとうございました。
レベルで到達する劇場以外の劇場背景を紹介する。
765PRO LIVE THE@TER
ゲッサン版ミリオンライブでの劇場。シアターデイズでもこの建物が流用される。
建物の外観は765PRO_ALLSTARSの1stライブの開催地「STUDIO COAST」に似ており、これがモデルではないかと言われている。
場所は五反田駅周辺の模様。
ゲッサン版とは別の場所に建てられているが、建物自体はほぼ同じ。
場所は豊洲公園。実際の場所には「ガスの科学館 がすてなーに」がある。
「控え室」「エントランス」「事務所」「ドレスアップルーム」の4つのエリアがあり、アイドルとのふれあいが出来る。
また、移動範囲外にも、「レッスンルーム」「自販機のある廊下のロビー」「台所」「屋上」「ステージの袖」「ステージ下の空洞(資材置き場)」などが確認されている。
エントランスには開催中のイベントと最新のCDのポスターが貼られる。
控え室では野球ができるらしかったのだが、2018年3月からできなくなったらしい(ただし、昴は無視して現在も控え室にボールを持ち込んでいる)。
2020年7月頃から増築工事を行っており、2021年1月に「グラビアスタジオ」が完成した。
誕生日パーティーは控え室で行われ、前日に巨大なケーキ作りが控え室で行われたり、ホワイトボードに誕生日イラストが描かれたりする。現在もパーティ自体は控え室で行われていると思われるが、Pがプレゼントを渡す場所は屋上に変更された。
音無小鳥の誕生日プレゼントも、いつも彼女がいる事務所ではなく、こちらの屋上で渡している。おそらく誕生日パーティーが劇場で催されるので、こちらに呼び出されたものと思われる。
なお、同時期開始もしくは後発の漫画「Blooming Clover」「Brand New Song」「LIVELY FLOWERS」「天色のアステリズム」でもシアターデイズと同様の外観・立地の劇場が登場している。
劇場の魂
765プロライブ劇場の魂を名乗る謎の存在。作中での呼称はそのまま劇場の魂で、ユーザーからは劇たま・シアたまなどと呼ばれる事もある。主にアイドルの身体を借りてPの前に現れ、劇場の外でのアイドル活動を辞めるように要求してくる。
作中のPからは劇場の守護神のような存在として認識されており、劇場の魂用の神棚を作る事を検討されている。アイドル達からは幽霊の類いと思われている。
本人の弁をそのまま鵜呑みにするのであれば、平行世界への転移や過去へのタイムスリップ、世界の破壊(未遂)など、アイマスシリーズ全体を通してもトップクラスの強力な能力の持ち主。本人はこれを夢の力と称している。また朋花に似た威圧感を放つ事が出来る。
ちなみにジャングル☆パーティーの楽曲を作成して社長に送り付けたのも彼女であるため、作曲の素養を有している可能性もある。
口調は大人の女性といった印象だが、人格自体はかなり子供っぽく我儘な駄々っ子。また、アイドルが大好きでアイドルの事はちゃん付けで読んでいる。
本人曰く「765プロを応援してくれるみんなの夢のカケラが集まって生まれた存在」であり、ものが魂を獲得した九十九神というよりは、生きている人間の思念が分離して生まれた、生霊の集合体と言った方が適切だろうか。
初登場はイベントのプラチナシアタージャングル☆パーティーで、P達を平行世界のジャングルへと誘い込み、真美の身体を借りて地方公演を辞めるように要求してきた。この時は劇場以外の世界を破壊しようとするが環達の楽しそうなダンスに心を奪われ阻止される。結局、最後はいつの間にか寝ていたPが見た夢だったという夢オチだったが、何故か環と真美も同じ夢を見ていた。
2度目はイベント絶対的Performerでのプチ合宿中に練習と称して、劇場を丸ごと過去の90年代にタイムスリップさせる。この時は海美に憑依していた。この時の目的は、90年代の空気を肌で感じて貰う事で合宿をサポートするのが狙いだったと見られ、合宿の目的が達成されると、元の時代に返してくれた。ちなみに90年代に行った決定的な証拠がなかった事から、タイムスリップ自体がPのサプライズによる演出で、本当はタイムスリップはしていなかったという事にされた。
平行世界への転移やタイムスリップなど、途方もない能力を持っているかのように見られるが、能力があまりにも突飛過ぎる上に情報ソースが本人の弁のみなのと、その能力が夢の力という名称である事、結末が夢オチだったり作中で夢か幻のようだと何度か示唆されている辺りから察するに、他のアイマス作品のアイドルがやった事と同様に、「自身が作り出した夢の世界に、他者の意識を取り込む能力」が彼女の能力の本質である可能性がある。ただ、社長にジャングル☆パーティーの楽曲を送り付けている事から、アイドルとは別に憑依可能な人間を確保している等、現実に干渉する何らかの手段を有している可能性もあり、その能力が夢を操る事のみであるとは言い切れない。
また、環と対峙した際にどこからかジャングル☆パーティーが流れてきて環達に優位な展開になった事などから、自身の世界への支配力は絶対ではなく、取り込んだ相手の思いが強ければ、そちらに引っ張られてしまう様である。これは、彼女が多数の人間の思念の集合体という形態をとっているが故に、取り込んだ人間の思念にも影響を受けてしまうためと推測される。
THE_IDOLM@STER_MILLION_THE@TER_WAVE_08
miraclesonic★expassionのドラマパートでは、げき子(cv.明坂聡美)という名前を名乗っている。海美のつけたあだ名はげっきー。作中では一時的な認識改変を行っており、自分の声や姿をメンバーに知覚させたり、自身をミラソニのメンバーだと認識させたりしている。アイドルに憑依してPと対話した時は高圧的だったのに対し、単独の状態だとかなり大人しい印象になっている。歩には「Pの弱みとか握ってる?」と言われる程度にはPに対して強く出れるフシがあり、憑依時との印象の違いも、相手がPの時とアイドルの時では態度が変わるため、とも考えられる。
彼女自身は「劇場から離れられない」となっている事からすると、やはりジャングルパーティーで出てきたジャングル等も実際のジャングルではなく、幻覚等の類いではないかと推測される。
劇場のレベルが更新される度、所恵美の「チャリ置き場がない」という発言が毎回挙がるが、チャリ置き場が無いのは劇場ではなく事務所である。実際、シアターデイズ以降の劇場には駐輪場どころか駐車場まであり、敷地は十分に広い。
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