「ドレス…汚れないといいな…」
プロフィール
概要
『Xrd -SIGN-』で初登場。
イリュリア連王国が捕獲していた人類の敵性存在「ヴァレンタイン」の一体だが、人類に対しては何故か友好的。
ラムレザル=ヴァレンタインの出現に際し、カイが連王権限で独断で拘束を解放し、ラムレザルへの抑止力として投入された。
元来感情を持たないはずの「ヴァレンタイン」だが、大変情緒豊かで賑やかな人物となっており、ラムレザルも首をかしげるほどの博愛主義で恋と結婚を夢見る乙女。
ラムレザルのことは「ラム」と愛称で呼ぶが、一応エルフェルトのほうが妹。
自然や動物を愛し、誰かが孤独でいることを見過ごせない心優しい性格。
行動すればどんな問題でも必ず解決できるはずだという、前向きな思考の持ち主。
女子力を磨くことに余念がなく、自分の目指す理想的な女性像に近づこうと努力しているが、空回りしてしまうことも多い。恋愛に関係する話題に興味が尽きず、夢見がちな妄想が大好き。
ウェディングドレスのような衣装を着ているが、実はレンタルである事がゲーム中の台詞から明らかになっている。
本人は“女子力”と言ってはいるものの、彼女の場合は本当の意味で自分を磨く努力も怠っておらず、伴侶を得るため実力行使で突き進んでいるので、意味合い的には独立独歩の強い生き方を選択する“ガールパワー”に近い。
慈悲無き啓示との決戦後はイリュリアに仕官するが失敗続き、周囲からは慰められつつ自分は人を笑顔にしたいと模索しその結果何故か「スペオトス・ベナティカス」というヘヴィメタルバンドを結成してしまった。作中ではアイドルらしい衣装とは似つかないデスボイスを披露する。演じる洲崎曰く「そんなに売れてなくて、客がポツポツ入る程度」らしい…
婚活も相変わらずしているようでファンクラブの入会届と見せかけて婚約届にサインさせようとしている。
嫌いなものに気持ち悪い虫全般とあるが、婿探し中の彼女と嫁探し中(で、ムカデを召喚してくる)のザッパが邂逅したらどんなやりとりをするのか、気になるところである。何気にラムレザルの嫌いなものは類似した節足動物だったりする。
なお、登場演出は物々しい拘束具から解放されるというSFヒロインっぽい演出……なのだが、第一声がシリアスな声で『私が勝ったら縁談を進めさせていただきます』等、かなり残念なセリフとなっている。
家庭用ストーリーモードでは終盤で本来の使命に目覚め、望まぬままにソルらと敵対してしまう。
最終的には正気を取り戻すも、黒幕によって何処かへ連れ去られた。
結果、その後の続編『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』では服のデザインと髪の色が変わった状態で登場。性格は変わっていないのである意味安心。
また、有料ダウンロードコンテンツ購入でSIGNのコスチュームに変更可能。
性能
「Xrd」シリーズ
プレイアブルキャラとしては家庭用Signから登場。
対空として優秀な近Sやリーチが非常に長く初心者はそれだけで封殺されるレベルの立HSと通常技と立ち回りだけでもそれなりに戦える。
画面端では、「Missコンフィールを構える>射撃>リロード>射撃>リロード>射撃>……」という非常に入力が忙しい高火力コンボが存在した。
また、時間で爆発する手榴弾を胸の谷間から取り出す必殺技「ベリーパイン」は、投げないと自爆するという性質があり、時間で爆発する都合上突拍子もないコンボの可能なのだが扱いが難しく、ちゃんと使おうとすると途端に難易度が上がるキャラだった。
なお、この手榴弾を利用したガード不能コンボも存在する。
体重は数値自体は“夢”として謎に包まれているものの、データ上は軽量級扱い、しかし姉と違って防御力は高い。 「軽量級ながら堅い」という珍しい特徴を持つ。(もっとも、彼女の場合堅いというよりはしぶといといったほうがいいかもしれないが)
一撃必殺技の「マグナムウェディング」は、“法術の弾丸で相手をときめかせてキュン死させるという中々にぶっ飛んだ代物。もちろん同性にも効く。
その豊満な谷間には婚姻届を忍ばせており、勝利時にサインさせようとしてくる。特にシンにはド直球でサインをせがんでくる。オマケにラムレザルの分まで用意しており、ラムレザルと自分によるW結婚式の計画までしている。
ちなみに男性キャラ相手に勝利すると、「○○さんが旦那様だったら~」と相手との結婚生活の妄想をものすごい早口でまくし立てる。が、何故かベッドマンにだけは勝利した際に意味深な発言をする。
「STRIVE」
STRIVEでは再び装いを新たに、銃も「Missシャルロット」に差し替えて登場。
バンドを結成しているという設定上、所々にデスボイスでシャウトをするがこれは声優さんとは別に本職の歌手に依頼しているとデベロッパーズバックヤードで語られている。
高い性能の通常技にやや癖の強い必殺技という構成には変わりがないのだが、火力を出すために必須だった構えが削除され、主力技だったブライタルエクスプレスはMissシャルロット(お手入れ不足)という形で残っている(コマンドも同じ)。
また、Missシャルロットによる射撃が素直な飛び道具となっているため扱いやすさは大幅に向上した。
最大の特徴は新要素「チェーン・ロリポップ」。
始動技の飛び込みから、「多段中段」「下段」「上段の吹き飛ばし技」そして「始動技」の4つの技を連続して出すことができる。最大2回まで連続で出せるが、一度始動技を経由すればカウントがリセットされるという特徴があり、理論上は無限に続けることが可能。
対策を知らないと一方的に中下の二択を延々と押し付けられるハメになる。
古参の格ゲープレイヤーから見れば、どこからどう見てもノエル=ヴァーミリオンの「チェーンリボルバー」そのもの。
また、同じモーションの始動技から、中下の二択が飛んでくるというエル・フォルテを彷彿とさせる必殺技から、誰が呼んだかノエルフォルテ。
扱いやすさは増したが、同時に多くのプレイヤーのヘイトを買った。
外部出演
ドールズフロントライン
2018年11月に開催されたアークシステムワークスとのコラボイベント「ウサギ狩り作戦」にて、『BLAZBLUE』のノエルとともに参戦。カテゴリはSG(ショットガン)。
通常衣装は『REVELATOR』版。着せ替えで『SIGN』版衣装の「マグナムウェディング」と、鉄血工造風のオリジナル衣装「アナイアレイター」が用意されている。
プレイアブルキャラとして使えるのはもちろん、イベントステージではラスボスとして立ちはだかる。しかもちゃんとBGMで「Marionnette」が流れるという豪華仕様。
その他
テーマ曲
- Marionette
Xrdシリーズのテーマ曲。コミカルなセリフや演出とは裏腹に不穏さすら感じさせる曲となっている。
曲名も『操り人形』であり、彼女の詳細な設定を知るとストーリーのふるまいも別の印象を受けるかもしれない。
- Extras
STRIVEでのテーマ曲。デスボイスのヘヴィメタ調と、アメージンググレースをオマージュしたパートが特徴的。初出時には男性ボーカルでは? との声もあったが、実際にはミュージシャンのMolly Daisy女史がデスボイスパートと通常パートを一人で歌い分けている。
好きなものはヤブイヌ
プロフィールにもある通り、好きな物はヤブイヌでありバンド名の「スペオトス・ベナティカス」もヤブイヌの学名である。
関連イラスト
Xrd-REVELATOR-
Xrd-REV 2-
ドールズフロントライン
スターオーシャン:アナムネシス
STRIVE
関連タグ
ギルティギア ヴァレンタイン ラムレザル=ヴァレンタイン ジャック・オー