概要
ライブアライブにおいて、初期に選べる7つのシナリオのひとつに存在する功夫編に登場する拳法集団・義破門団(ぎはもんだん)の総帥で師範。
門下生達が主人公サイドである拳法流派・心山拳を襲撃したため、心山拳老師ならびに生き残った弟子と対立。12人の幹部と、自らに隙がないようにと侍らせている暗殺者を繰り出して高齢の老師を消耗させ、優勢になったかに見えた。
リー自身も、蹴り技の狂乱飛竜脚、拳技の狂狼拳、飛び道具の飛爪、そして炎の術・狂装炎舞を駆使する強力な武道家である。だが、老師から奥義を授かっていた心山拳師範の繰り出す必殺技・旋牙連山拳が彼の一瞬の隙を捉え、玉座目掛けてとどめの蹴りを叩きこまれる。そして、銅鑼に叩き付けられたリーも死亡。同門をも信頼しないで得た強さのみを追及する事で無敵と思われた流派は、心の強さに重きをなす心山拳に敗れたのであった。
ただしどの弟子を育てたかで難易度は異なるため、弟子によって採るべき対策は異なる。
台詞、強さ、ワザ、そしてやられ方など容姿も実力も申し分なきライバル・ボスキャラであるためか、ピクシブでもイラストになる事が多いオディオである。
なお、藤原氏による公式イラストではどれも心山拳老師や弟子たちと共に描かれており、一見するとまるで彼も老師の弟子だったように見えてしまうが、実際にはリーと老師はゲーム本編での対決時が初顔合わせとなっている。
最終編
オルステッドを主人公にした場合、彼を含む7人のボスを操作できる。心山拳へのリベンジを果たして義破門団の強さを見せつける事も可能。
備考
彼の名前の「ワン」の部分を中国語読みの「王」と読み替えると「オディおう・リー」となり、「オディオ」と読めるようになっている。
名前全てに漢字を当てはめて「殴帝王・李 (中国語読みすると ou di wang li)」とされる事もあるが、これは元々は2ch発祥の当て字であり、正式な漢字表記は不明。
功夫編には全体的に中国モノのパロディやオマージュが多い(例:心山拳の弟子達の元ネタがクンフー映画と西遊記など)ため、配下の名前もそれに因むものが多い。特に麻雀用語が多く見られる。
- 義破門団員
- イーペイコウ
- ソウズ&マンズ
- オディワン・リーの背後にいる暗殺拳の使い手。油断しない強さを身につけるべく、リーが傍に置いている。実力はあったらしいのだが、イベントで心山拳老師が倒してしまうため、戦えない。元ネタは索子と萬子(麻雀の牌)。
- チャン・リン・シャン三姉妹
(リーと並ぶ三姉妹)
- チュンチャンパイ
- 6人組の格闘家で、親衛隊的な存在。元ネタは中張牌。
- トンチャ・ナンチャ・シャーチャ・ペイチャ
- イーシ・アルシ・サンシ・スーシ
- 12幹部の前座戦を務める若手の戦士。下っ端だが幹部なのでそこそこ強い。元ネタは中国語で数を数える際の一(イー)、二(アル)、三(サン)、四(スー)と思われる。
- 孫子王
- おばあちゃんを助けようとしていたユン・ジョウの弱みに付け込んでスリをやらせ、いじめていたやくざ者。不良集団「荒くれ者」を護衛として従えており、ユンを殴ろうとした所を、心山拳老師に懲らしめられる。その後、義破門団で修行して強くなるが返り討ちに遭い、捨て台詞を吐いて逃走。その後、報復として義破門団の門下生たちを扇動し、心山拳の道場を襲うように煽ったと思われる。
(老師に懲らしめられる孫子王)