ストーリー
南米チェリゴ国にクーデターが発生し、政府要人が次々と捕らえられていった。
前大統領エンリコとアメリカ大使館員達は、収容所へと送られ、処刑時間が迫っていた。
これに対し、アメリカ大統領とCIA長官は”狼作戦(オペレーショウルフ)”を発令!
優秀な傭兵による、人質救出作戦が開始された――。
(PCエンジン版 取扱説明書より)
概要
1987年にタイトーが販売した、据え付け型のガンシューティングゲーム。
光線銃の仕組みを応用した業務用ビデオゲームとしては元祖と言える作品であり、この作品のヒットが鏑矢となり、以降は他社からも光線銃の方式による業務用ガンシューティングゲームが発売されるようになる。
筐体は大型のものがメインであるが、「ちびっこシリーズ」という子供用の小型筐体もあった。ただし、まだCEROが無い時代であったため、内容は子供用にマイルドになることもなく、そのまんまであった。
移植
日本でもヒットしたが海外人気も高く、まず1988年にAmiga、アムストラッドCPC、Atari ST、コモドール64、MSX、ZXスペクトラムといった海外のパソコン用がメインに移植された。
1989年にファミリーコンピュータに、1990年にPCエンジン、FM-TOWNSに移植。
2007年に『タイトーメモリーズⅡ下巻』に、2023年にイーグレットツーミニ用「アーケードメモリーズVol.2(サイバースティック対応)」に収録されている。
また2023年に、タイトーからライセンスを供与され、フランスのVirtuallyz Gamingが開発、Microidsが発売したリブート作品「オペレーションウルフ リターンズ:ファースト ミッション」が存在する。
続編等
※全て業務用作品
1988年に販売された続編。今作から2人同時プレイが可能になっている。ステージ数も追加。
1994年に販売。開発はイーストテクノロジーで、グラフィックは実写取り込みになっている。
1998年に販売。グラフィックは3Dポリゴンになっている。ステージ選択のできない初期版と、選択可能な後期版(セカンドミッション)が存在する。