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オーラの書

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おーらのしょ

オーラの書とは、ゲーム作品「ファイアーエムブレム」シリーズに登場する魔道書のひとつである。

概要

初登場は、記念すべきシリーズ第一弾のFC版「ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜」。

アカネイアでは大賢者ガトーの手によって光のオーブから生み出された魔道書。魔道書としては最高の攻撃力を持ち、その強大さ故に術者を限定するプロテクトを施された最高位魔法の1つ。

ガトーの直弟子であったガーネフはオーラの継承を熱望していたが、ガトーは同じく直弟子のミロアにオーラを授けた。このことが、後にアカネイア大陸を混乱の渦に叩き込むきっかけとなる。

その後、オーラはミロアの愛娘「リンダ」に受け継がれた。

他の作品でも変わらずに高い攻撃力を誇るが、他の魔法に攻撃力で劣っていることもある。

各作品での説明

FC版「暗黒竜と光の剣」

リンダ専用装備として登場。

攻撃力は全武器中最高の20、命中も90と高い反面、重さとリンダの初期能力の低さが欠点。

魔法防御がほぼ存在しない作品の仕様上、非常に強力である。

FC版「外伝

攻撃力の高い黒魔法として登場。HP消費6、重さ10、攻撃力13。最高威力の魔法ではない。

使い手はアルム軍、セリカ軍1人ずつ(村人除く)になるように配置されている。

ちなみに、クリフは「風花雪月」が発売されるまで唯一の「オーラを使える男性ユニット」であった。

使い手:クリフ(Lv20)、デューテ(初期魔法)、メイ(初期魔法)、マーラ(敵ユニット)、ヘステ(敵ユニット)

SFC版「紋章の謎

第一部

FC版同様、リンダ専用装備として登場。

攻撃力20で全武器中最高は変わらず、今作は力の値を攻撃力に上乗せできるため更に強力に。

重さが欠点なのも相変わらず。

第二部

同じくリンダ専用装備として登場。リンダが早い段階で自軍に参入し、初期Lvも高いため、序盤の大きな助けとなる。

SFC版「聖戦の系譜

ディアドラの初期装備として登場。光の上位魔法で、攻撃力20と破壊力は一級品。ただし最重量級で、使い勝手はあまり良くない。

子世代に継承することはできないが、6章の会話イベントでユリアがオーラを入手できる(リザイアと二択)。ここで入手できるオーラはディアドラの撃破数を継承しており、実質的な親子継承となっている。

プロテクトはかかっていないが光の武器レベルAの使い手が他にいないため、実質的な専用装備。

SFC版「トラキア776

「聖戦」と同じ世界なのでオーラの魔道書は存在し、光の武器レベルAのユニットも増えたが、

オーラそのものがゲーム上に登場しなくなった。データそのものはROM内に存在している。

DS版「新・暗黒竜と光の剣

何故か仕様変更がなされ、リンダ以外でも女性なら魔道書の武器レベルを最高まで上げることで装備可能(リンダのみ初期状態でも装備可能)に。

武器重量の仕様変更(力での重量軽減)に加え、オーラそのものがメチャクチャ軽くなった(重さ1)ため「重いが最強」なイメージが消え、「軽くて最強」の高スペックな魔道書に激変。攻撃力はちょっと下がって18になったが、魔道書中最高は変わらず。

尚、スターライトがこれに迫る威力17に設定されたため、男性は高火力が出せないという心配は無くなった。

DS版「新・紋章の謎

新・暗黒竜の仕様変更に加え、武器重量が完全になくなった。

また、先述の女性専用化に関して、マリクとの会話で受け継いだものが継承者の範囲を調整できミロア司祭がそのように調整したらしいという、新旧どちらの設定でも何とか矛盾しない説明がされている。

そして、その説明によって「ミロア司祭はガーネフには絶対に使えないような範囲にプロテクトを設定にした」という、エクスカリバーとは逆の設定がつくことになった。

Switch&3DS版「ファイアーエムブレム無双

リンダの専用武器として登場。初期攻撃力は160で専用の強化ルートを辿る事で240→720まで増加する(本作における専用武器の共通設定)特性枠に何もついてないので好きなようにカスタマイズ可能。本作では普通の武器扱いであるが、リンダの無双奥義として「オーラ」を使用する。最強の魔法・オーラと言われているのに、最上位のデュアル奥義はスターライト・エクスプロージョンで覚醒奥義はリザイア、そしてオーラは最も基本の無双奥義なのでまさかの最下層扱いである…

ソーシャルゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ

リンダの専用魔法として登場。攻撃力は14(本作の間接タイプの専用武器の共通値)

自身から攻撃した時に戦闘後、自身と隣接している仲間のHPを5回復させる特殊効果がある。後に武器錬成が追加され、HP回復効果が失われたがターン開始時、隣接する杖・魔法タイプの攻撃を+6するバフを付ける効果と、自身の周囲2マス内に杖・魔法タイプの仲間がいると自身の攻撃と速さが戦闘中、+5づつ強化される効果がついた。

なおデューテは「共鳴オーラ」という専用装備をもち、こちらはターン開始時に隣接する魔法・杖以外の武器種の仲間の攻撃+6のバフを付け、特殊錬成で杖・魔法以外の仲間が周囲2マス内にいると自身の攻撃と速さが戦闘中、+5づつ強化されるというオーラと対となる効果をもつ。

またリンダは「オーラ」を「共鳴オーラ」に派生することが出来る。

デューテは「共鳴オーラ」を「オーラ」にする事は不可能。

3DS版「ファイアーエムブレムEchoes

攻撃力の高い黒魔法として登場。HP消費6、重さ8、攻撃力12。

性能としては悪くないのだが、アローやエクスカリバーなどの他の魔法が差別化されて色々な使い分けが可能となったため、ただ威力があるだけのこれは中途半端感が否めない。

また、外伝にしかなかったライナロックが最強魔法としてフィーチャーされたため、名実ともに最強の魔法という性質を失っており、さらに影が薄い。

Switch版「ファイアーエムブレム風花雪月

攻撃力の高い白魔法として登場。攻撃は12で使用回数は3。

命中が70と低く、重量も12と重く使い勝手は今ひとつ。

本作ではエクスカリバーのような立ち位置なのか過去作にはなかった必殺発動率+20%という強烈な必殺補正がのるようになっており、「信仰」技能をAにする事で習得が可能。

使用者は主人公ディミトリマリアンヌユーリスの4人。ディミトリは近接が圧倒的に強く魔力が低いので、やり込みでもしない限りは無用な長物。ユーリスはDLCなので、金鹿以外を選択したらまともに実用できるのは主人公ぐらいである。

コミック作品ならびにドラマCD版

箱田真紀氏が描くコミック版とソレを土台にしたドラマCD版「暗黒竜と光の剣」では、リンダがオーラの書でガーネフのマフーの書と激闘を繰り広げたことがある。光の魔道書と闇の魔道書の激突は、ゲーム作品とは違った迫力がある。

関連タグ

リンダ

メリクルソード グラディウス パルティア - 最高数値の攻撃力を誇る武器。

エクスカリバーの書:大地のオーブから生み出された魔道書。

スターライトの書:光のオーブと星のオーブの二つを使って生み出された魔道書。

マフーの書:闇のオーブから生まれた魔道書。 対なす存在

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紋章の謎

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