概要
原料の砂糖由来の甘味と、焦げた苦味とがあり、香ばしい風味を持つ。
語源はキャラメルやカルメ焼きと同じであり、カラメルと両者とは材料や味・色・風味においても大きく共通するところがある。
食品の着色や風味付けの材料として幅広く用いられる。
家庭でも簡単に作れる。そのせいかどうかは知らないが、カラメルが食品添加物(着色料)である事実は見逃されやすい。
利用法
カラメル色素として食品の着色・風味付けに使われるのがメイン。
良くお目に掛かる用途としては
が挙げられる。
さまざまな食品と絡めて使う素材ではあるものの、日本語の「絡める」とは言語的にはなんら関係がない。
またしばしば誤解されるが、加熱した食材が褐変する作用として知られるメイラード反応は、カラメルの褐色が生成する要因ではない(「カラメル反応」という別の化学反応によるものである)。