概要
クッパ城の特定のエリアで登場するキャラクターで外見は緑色のハンマーブロス(一応、ハンマーもしっかり持っている)。
自称「パズルマニヤ」で「ぐふふ」という気味の悪い笑い方が特徴。
クッパ城の中盤には6つの扉が横一列に並んだ小部屋がある。
この小部屋はそれぞれの扉が特定のテーマに沿った「コース」に通じており、この中から4つのコースをクリアするまで先へ進めないという特殊な構造になっている。
そしてこの「コース」の中には「パズルコース」と呼ばれるものが2つ存在しており、この「パズルコース」の進行と出題者を兼任している存在がカルディである。
本作のクッパ城は洗脳されたクッパ軍団によって警備されており、クッパに対しても敵対的な態度を見せる(…が、クッパに対する忠誠心や恐怖心が完全に消えておらずまともな戦闘にならない敵キャラも少数いる)。
しかし、カルディはマリオ一行に対して特に敵対的な様子はない上にそもそも洗脳されているようにも見えないからか敵として直接バトルで戦う事はない。
彼としては相手が誰であれ謎解きを楽しめればそれで良さそうな性格をしており、少なくとも悪い奴ではないと思われる。
彼の用意しているパズルや謎解きは全部で6種類で2つのパズルコースのどちらに挑戦したかによってテーマは決まっている。
適当にやっても案外簡単に進めるものもあれば、割と本気で頭を働かせないと突破は難しいものまで様々なので事前に紙とペンを用意して挑戦することをお勧めする。
クッパ城の6つの扉はクリアするとマリオ以外のパーティーメンバーがそれぞれトップクラスの武器を獲得するが「パズルコース」をクリアすると最強の攻撃アイテムでもある「こんぺいとう」を獲得する。
パズルコース内容
パズルコースA
1.クイズ
主に本作「スーパーマリオRPG」に関連した3択クイズに答える。
最大12問まで出題される中で1問正答すると1ポイントで合計8ポイントに達するとクリアとなる。
各問題の制限時間は選択肢が提示されてから5秒以内で答えられないまま5秒経過してしまうとタイムアウトで1ポイント減点、誤答してしまった場合は2ポイント減点される。
ポイントはマイナス以下にはならず、0ポイントで間違ったとしてもその後に巻き返せれば問題はない。
問題の内容はOPムービーの内容やマリオの家のインテリアに関するもの、作品内の設定を知っていないと答えられないものまで多岐に及び、特にとある敵キャラに関する問題はたとえ、設定を知っていても答えが分かりにくい理不尽極まりない内容となっている。
選択肢は3択なのでやろうと思えば当てずっぽうでも答えられなくはないが、わからない時は敢えてタイムアウトで1ポイント減点に留めておくのもアリ。
中には明らかに間違いな選択肢もあるがそれ以上にツッコミどころ満載な選択肢も少なくないが、選んでしまうとしっかり誤答としてカウントされる。
2.タルかぞえ
積み上げられた大量のタルを時間内に正確にカウントして答える。
答えは3択の中から選んで2問連続で正答するとクリアだが、不正解の場合は一発アウトとなる。
立体的に積み上げられているため、目に見える数だけでなくタルの影に隠れているタルもしっかりカウントする必要がある。
1問目は「練習問題」として制限時間は10秒でタルは十数個程度なので簡単に終わるが、2問目は20秒与えられる代わりに40個以上のタルを正確にカウントする必要がある。
当然ながら回答する前に画面はブラックアウトしてしまうので、時間内にしっかり数えよう。
こちらも結局は3択なのでやっぱり当てずっぽうでもどうにかなる場合もある。
3.すいりもんだい
トライアスロンに挑戦した4人のキャラクターの話を聞き、その内容から推理して彼らの順位を言い当てる。
参加者はテレボー(テレサ)、クリタ(クリボー)、カロリン(カロン)、プックン(プクプク)の4キャラ。
どう見てもトライアスロン(特に自転車競技)には向いてないメンツが多い気がするがツッコミ厳禁。
制限時間は無いので自信が持てる回答に辿り着くまでじっくり考えよう。
パズルコースB
1.コイン取り
21枚のコインが入った宝箱をカルディと順番に叩き合う。
自分のターン1回に付き最大で4回まで叩けるが、最後の1枚を取ってしまうと負け。
逆に言えばカルディが最後の1枚を取ればこちらの勝利となるので、「カルディに最後の1枚を取らせる」ように誘導すればいい。
常に残っているはずのコインの枚数を意識し、自分が20枚目のコインを取ってそのままカルディにターンを回せるように上手く調整しよう。
なお、計算がズレてしまってもカルディが自ら余計な枚数のコインを取って自滅する場合もあったりする。
2.マジカルスイッチ
縦横4つ、合計16個整列したスイッチを踏み、全てをオンにした状態にするとクリア。
1つのスイッチを踏むと十字に隣接した4つのスイッチも同時にオンオフが切り替わるが、一度オンになったスイッチは隣接するスイッチが踏まれない限りオフにはならない。
上記の法則を踏まえて盤面を観察し、ある事に気付けば僅か4手で攻略できるが、盤面リセットなど最初からやり直す機能が存在しないので、踏むスイッチを間違えるとめちゃくちゃ面倒くさいことになる(リメイク版ではギブアップできるようになっている)。
3.ボールソリテア
縦横4つ、合計16(-1)個の整列したボールを1つずつ消していき、最終的にボールを1個にまで減らすとクリア(最初の1個だけはカルディが消してくれる)。
ボールAの隣にボールBがあり、さらにその1つ隣が空白となっていれば、ボールAはボールBを飛び越して空白だった箇所に収まり、ボールBは消える。
斜め方向にボールを蹴り出すことはできず、2個以上のボールが残ったままルール上で消すことができるボールが無くなってしまうと失敗となる。
カルディのお題の中でも一際「パズル」感が強い内容となっており、このゲームだけは独特すぎて言葉や文章では表現も理解も難しいと思うので純粋に「そういうミニゲーム」と考えて実際にチャレンジして感覚で覚えた方が良いかもしれない。
最終的にクリアに行き着けるルートは複数存在する。
余談
カルディの英名は「Dr. Topper」だが、スーパーマリオオデッセイに登場したブルーダルズのトッパーとは当然ながら無関係である。
関連タグ
ハンマーブロス - 見た目は似ているが関係性は不明。