概要
レンズが透明のテールランプ。
主に自動車用のものを指す。
自動車
元々はVIPカーやバニングといったカスタムカー界隈では定番のアフターパーツであったが、1998年発売のトヨタ・アルテッツァが純正でクリアテールを採用したことで認知が広まり、各メーカーに波及。
高級車やミニバンを中心に、クリアテールを装着した車種が多数登場した。
オートバイも同様で、50ccの原付スクーターでも純正採用された実績がある。
尚、クリアテール自体は合法であるが、光源の色を法定色以外に変えると違法となるので注意。
平成時代までは、アフターパーツのクリアテールに赤レンズ用の電球をそのまま使いまわしている車が散見された。当然ながら電球色で点灯するため取り締まりの対象となった。
鉄道
鉄道車両においても、主に電車や気動車でクリアテールが普及している。
これは進行方向の前後を判別しやすくしたり、LEDの使用による省エネ化の効果があるとされる。
Yahoo!知恵袋の回答によると、レンズのリサイクルも考慮しているとのこと。参考
2010年代になると、既存車両もクリアテールに更新する例が相次いでいる。
JR西日本では、中国地方の車両基地に所属する国鉄型の多くに施工しており、EF65やDD51といった機関車も対象となった。
他にもJR東海やJR北海道、更には地方私鉄でも施工実績がある。