「ボディが劣化し、何度も修理した。これなら大丈夫だ。」
※Pixivでのタグは、『グレイブ(勝利の女神:NIKKE)』を推奨。
『グレイブ』のみの場合は、その名称が含まれた他作品のキャラクターが出てきます。
概要
クリスタルによって汚染された地帯に侵入したカウンターズの前に現れ、仮面(バイザー)をつけた謎のニケ。
グレイブ(Grave:墓、死に場所)を名乗り、フードが付いた漆黒のコートに身を包み、そして何よりも巨大な棺桶を背負った彼女の目的は謎である。
当初はニケか人間か、ヘレティックかもわからないため、カウンターズからは「アンノウン」と呼ばれていた。
地上の水晶が乱立した地帯を歩き回っている。
性格
言葉はたどたどしく、また積極的なコミュニケーションを好まない。
特に、彼女の写真などを撮ると激しく怒りを向け、敵意を隠さないほど。
一方で積極的な殺害を好んでいる訳でも無く、追い払うにとどまっている。
(発砲を伴うのでやや過激だが。)
また、義理堅く助けられたら、その恩は返そうとする。
巨大な棺を背負っており、その中に何があるのかは不明。
しかし、自分の体を省みずに扱っており、大事な何かが入っているのは間違いが無い。
全身傷だらけであり、仮面に隠された彼女の顔を知る者はいない。
容姿
黒い仮面を被ったニケ。
長身で、髪は金髪で、ボディには数多くの傷がある。
何よりも特徴は、マッシブな体格で、見事な腹筋を拝める。
ボディ自体は構造は単純な量産型ボディで、元は量産型ニケだと思われる。
一方で、その顔は……。
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 支援型 |
コード | 灼熱 |
武器 | アサルトライフル |
バースト段階 | Ⅱ |
2周年記念キャラクターの一人として実装。
関連動画
NIKKE紹介- グレイブ(Grave)
NIKKEモーション紹介 - グレイブ(Grave)
関連項目
メインストーリー
(チャプター27以降のネタバレが含まれています。)
地上の水晶が乱立した地帯で、カウンターズが出会った人物。
最初はニケか人間か、それともラプチャー側のヘレティックに近い者か判然としていなかった。
そのため、カウンターズからは「アンノウン」と言う呼称で呼ばれていた。
とにかく、接触を好まず水晶地帯を探索する指揮官やカウンターズに対し射撃や、水晶の特性を利用した上での妨害を繰り返していた。
特に水晶に隠してあった物を破壊されまいと指揮官たちと敵対する事に。
結果として、水晶の中の物は棺に入れて回収し、立ち去った。
その後は指揮官とはぐれたハンマリングたちと遭遇した物の帰り道を聞いて帰る、と言う言葉を信じて道を教えたが、諸々の事情で切羽詰まっていたリヴァリンに写真を撮られて激昂し、電撃弾を撃ち込んだ。
これは彼女が人間から幾度も裏切られ、また実験体として扱われたトラウマからで、人間をとことん信用していないと言う彼女の地雷をリヴァリンが無造作に踏んだからであった。
人間不信の彼女は、これまでに何度も裏切られ、銃撃や、感電、開腹などの実験を受けていた。
その中に、経過を観察するためか「撮影」と言う行為も入っていたため、激しい敵意を向けた。
この時ばかりは、グレイブは追い払うための行動からリヴァリンの直接攻撃を敢行している。
(ただし、殺意があったかどうかは不明。リヴァリンはニケであり一撃で死んだかどうかはわからない。リヴァリンへの直接攻撃も手に持ったスマートフォンの破壊を狙っていた可能性がある。)
最深部まで行った際に、リヴァリンを攻撃した時の余波によりクリスタルの崩落に巻き込まれ動けなくなった所を、指揮官とラピに救われ、協力しようとしたが、棺の中にはヘレティック・アナキオールが入っており、かつて打ち倒したレッドフードの記憶からの敵意と、呼び名によりラピと戦闘する事となる。
その後、アブソルート部隊と合流したカウンターズにより、話をしようとするが、リヴァリンらの行動から信用できず自爆しようとする中で、ベヒモスが襲来し気を失ってしまう。
この間に指揮官の策略でベヒモスに一杯食わせて、脱出する事に成功。
そこで、マナの元にグレイブを持って行った際に、グレイブのボディは100年前に作られた量産型ニケである事が判明する。
従来であれば量産型ニケが100年も地上を彷徨う事は不可能に近いが、数少ない実証となった。
この時にマナにボディを修理され、老朽化していたボイスユニットを交換されており流暢に喋れるようになる。
彼女は100年かけて、アナキオールの修復を続けており手順を踏めば、シンデレラとして人類の味方となる事を期待していた。
そのシンデレラ起動の際、ベヒモスが作ったガラスの靴を利用したラプチャー「ミラーコンテナ」とカウンターズが戦闘。
その間にシンデレラの起動準備をしていたが、100年の時間かスムーズに起動せず、シンデレラは記憶の無いまま、ベヒモスに話しかけられ「アナキオール」としての性格を構築されていく。
しかし、カウンターズと指揮官、そしてアブソルート部隊により、わずかな時間が出来た。
シンデレラとして起動させるために、懸命に話しかけるグレイブに、
シンデレラは「顔を見せて」と呟いた。
その顔は見られた物では無く、長い年月の間で傷つき崩れて溶けていた。
しかし、シンデレラはその顔を見てこう言った。
「……きれい。」と。
涙を流すシンデレラに、物語を書き直そう。と語り掛け、ついにシンデレラは起動。
観客であるグレイブの願い通り、ベヒモスと戦闘を開始した。
ゴッデス部隊の事は何よりも尊敬と敬愛の念を持っており、使用武器のセブンスドワーフも、いつかスノーホワイトに返さねばならないと言う事で一時的に使用している。
探索中にスノーホワイトの工房を見つけた時に発見したようで、スノーホワイト自体はいつか取りに戻ろうとしたのか、忘れ去ってしまったのかは判然としていない。
(スノーホワイトは幾度も思考転換をしているため、忘れ去ってしまっている可能性が高い。)
ただし、面識自体は無い様でグレイブが一方的に知っている、と言う形。
ゴッデス部隊は地上奪還の希望として何度も報じられていたからか、無理からぬ事ではある。
過去は天才的なメカニックであったようで、別の名前だが、長い間彷徨っていたせいか名前を忘れており、『グレイブ』と言う名前も、指揮官から提案された呼び名から連想して名乗った物。
(『棺おけちゃん』または『ヘルメット・キャスケット』を提案していた。)
元々頭が良いからか、扱うのに難儀する水晶地帯の特性を見切っており、指揮官たちの進行をたびたび妨害していた。
二周年記念で発表された、本来の容姿と思わしき人物はどこかで見た誰かに似ている……。
関連人物
カウンターズの指揮官で、人間であったため、とにかく警戒しており、警告を行い追い払っていた。
しかし、度重なる交渉に根負けし、認めるようになる。
本来人間を侵食しない水晶地帯の水晶だが、何故か指揮官の体に関しては侵食しようとしていたことに気付き、過激な方法でそれを助けた。
約束の履行はしてくれていたので、信頼している。
グレイブを裏切らず行動する指揮官をグレイブは「人間では無い」と評している。
これは、彼女にとって人間とは裏切り、何度も自身を傷つける存在だからで、裏を返せば最大限の敬意ともいえる。
アナキオールに苛烈な怒りを見せたニケで、直接戦闘を行っている。
これはレッドフードの記憶と怒りがラピの中に残されているからで、アナキオールを見た時には『絶対に破壊しなければならない』とまで言っていた。
(アナキオールとゴッデス部隊が戦闘した際に、離脱していたレッドフードが一時的に復帰し、アナキオールにトドメを刺したのがレッドフードである。詳細はイベント「RED ASH」を参照。)
ただし、その後は指揮官に説得されアナキオールとグレイブの救出を手伝っている。
また、指揮官からラピ自身の怒りではないと諭されシンデレラ起動後は怒りは治まっている。
100年間救おうと、修復を続けていたニケ。
時に隠し、時に連れ歩き地上で使えるパーツを探しながら歩き回っていた。
何よりも大事にしており、彼女が一度死ぬことになった時の名前の「アナキオール」と言う名前を嫌悪している。
シンデレラにとっては、グレイブの顔はもはや見れた物ではなく、声も昔とは違っているが、『変わらない昔のまま』として『きれい』と言った。
呼び起されたアナキオールとなる前の記憶の残滓からグレイブの願いを聞き入れ観客の彼女のためにベヒモスと戦闘を開始した。
水晶地帯を作った原因のヘレティック。
グレイブの事は知っていたが、長い間アナキオールの事は確認できていなかった。
アナキオールの事は『大先輩』としてアナキオールとして復活させようとしていた。
一方で、アナキオールを破壊すると言う提案を仲間から受けた時には乗り気ではなかったため、その1点だけはグレイブと方向性が一致していたと言える。
良く留守にする事があり、そのタイミングを見計らってグレイブは度々、彼女の本拠地にあるシンデレラの武装である『ガラスの靴』の確認をしていた。
グレイブの写真を勝手に取った、水晶地帯の調査にきたパスファインダー部隊の隊員。
ある事情で地上でしか手に入らない物を手に入れようと躍起になっていたがための行動であった。
この事が原因となり、指揮官とはぐれたハンマリング、リヴァリン、エレグは砲撃を受けることとなってしまった。
この事件が遠因となり、リヴァリンは最終的に更生館へ、ハンマリングはクリスタルの侵食が起こり首を切り離され行動不能と最悪の事態を引き起こした張本人と言える。
また激昂したグレイブの砲撃により、グレイブ自身がクリスタルの崩落に巻き込まれる事となっている。