一体誰がここまで連れて帰ってやったと思うとるニョじゃ!!全てわしが外海で暮らしておったお陰ではニャいか!!!
東の海にはこんな諺があるという…恋はいつでも!!ハリケーン!!!
概要
プロフィール
本名 | グロリオーサ |
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肩書き | アマゾン・リリー先々々代皇帝 |
所属 | 元ロックス海賊団船員 |
覇気 | 武装色、見聞色 |
出身地 | 凪の帯 女ヶ島 アマゾン・リリー |
誕生日 | 2月4日 (ニョン=2,4) |
星座 | みずがめ座 |
初登場 | 単行本53巻 第514話『カラダカラキノコガハエルダケ』 |
CV | 真山亜子 |
アマゾン・リリーの住民で最年長の老婆。
それらしく老人口調で喋るが、台詞の締めの「な」「ぬ」「の」が「にゃ」「にゅ」「にょ」になるという独特の話し言葉をしている。
アマゾン・リリーの最長老兼ご意見番としてその発言力は強く、現皇帝ボア・ハンコックに唯一まともに諌言出来る。しかしその口五月蠅さからハンコックに疎まれている。それでも強靭な精神力で一切めげない。
その正体は、アマゾン・リリー先々々代の皇帝。
現役の皇帝だった頃に恋煩いで島を飛び出してしまったが、意中の相手とどうなったかは不明。シャボンディ諸島でシルバーズ・レイリー、シャッキーと暮らしていたが、ハンコック、サンダーソニア、マリーゴールドと出会い、彼女らと島に戻った。
本来、皇帝という重責ある立場に居ながら私情で島を捨てて飛び出した「裏切り者」ではあるが、先代の慈悲によって受け入れられ、島民たちからは「ニョン婆」と呼ばれ慕われている。
ご意見番気質なのでツッコミのキレがよく、出会って間もないモンキー・D・ルフィがすごく馴れ馴れしいあだ名を付けてきた際は呆れ半分にツッコミを入れていた。年の功なのか語彙力が豊富であり、印象的で耳に残るセリフが多い。
諫言を煩がるハンコックからは、時折城の天守から投げ落とされるという傍から見ると非道な仕打ちを受ける事もあるが、これも「この程度なら傷すら負わない」と信頼されているが故であり、実際見事に着地して無傷であった。
このように年老いた現在でも身体能力は高く、曰く「老いさらばえても九蛇の戦士衰えてはおら二ュわ!!!」との事。
ちなみに彼女によると、アマゾン・リリーの皇帝は自身やハンコック、病死した先代皇帝のトリトマも含めて4代連続で恋煩いに罹っているらしい。最早伝統である。
1096話にて38年前にゴッドバレーを急襲したロックス海賊団のメンバーの1人として所属していたことが明らかになった。
ちなみに若かりし頃は美人であった。時の流れとは残酷(ファンレターになるが、単行本58巻でも207ページにお肌ピチピチと添えられ描かれていたりする。今のニョン婆が本当にロックスのメンバー時代と同一人物ならばなぜ背が縮みすぎたかはステューシーと同様理由不明)。
当時はミス・バッキンと仲が悪いように見えたが関係は不明。
余談
109巻SBSの作者のコメントによると、アマゾン・リリーの歴代皇帝・戦士達は昔から理由も分からないまま恋煩いで死んでしまっているが、近年、彼女やシャッキーは海外へ飛び出すことで死から逃れられるようになったとの事。
同時に、恋煩いの抑え方が『恋した相手のそばに行く事』だと作者は仮定しており、グロリオーサが恋した相手はロックス海賊団の船員の誰かかも知れないと回答している。