データ
別名 | 星獣 |
---|---|
英表記 | Star Bem KEPLUS |
身長 | 60m |
体重 | なし |
出身地 | 宇宙 |
概要
第37話「星座泥棒」に登場。
サトン星人の末裔を名乗る謎の男・成宮和也が、星の光を覆い隠す地上の“悪しき光(文明が生み出した街明かり等の光)”を消し去るために召喚した怪獣。
「天宮界」の創造と終焉までを司る守護獣とされる。
ミズキが幼い頃に呼んだ絵本にも、サトン星人と共に存在が描かれている。
星の光の集合体であるためか、体重はゼロ。しかし実体は有しており、肉弾戦や実弾攻撃も通じるが、ビーム兵器だけは受け付けず透過してしまう。
活動記録
突如虚空から出現し、悪しき光に覆われた夜の街を破壊する。ダッシュバードのビーム砲を透過してダメージを受け付けずに街を壊し続けるが、エリーの分析で光を嫌っている事を看破され、閃光弾に驚いて姿を消す。
二度目の出現時はマックスと対決。格闘の末にマクシウムカノンで粉砕されるが、無数の星の光が集まって復活する。
不死身の体と角から放つ破壊光線でマックスを苦しめるが、ミズキの説得を受けた成宮の呼びかけで攻撃の手を止め、彼と共に星の扉の向こうへ帰っていった。
サトン星人
演:萩原流行
太古の昔、地球人に星空の美しさを啓蒙するために地球を「天宮界」と呼ばれる超巨大なプラネタリウムのような結界で覆い、夜空を星で彩ったとされる異星人。劇中では、彼らの末裔を名乗る成宮が描いた『星座泥棒』という絵本にその姿が確認されている。
成宮は過度な開発や環境破壊によってかつてのような美しい星空が地上から奪われた事を憂い、ケプルスを遣わして文明の光を抹消しようとする。
マックスを自分と同じ“星空の使者”と呼び、地上の光を守るべく戦う彼を糾弾するが、ケプルスの誤射から庇われた事実と、「地上の光が輝いている事こそが平和の証」「マックスもそれを希望の光と信じて地球に手を差し伸べてくれた」という説得を受けると、ケプルスを諫め、夜空に開いた星の扉の向こうへと姿を消した。
「君達地球人に星空を愛する心があれば、いつの日かきっと、また扉は開きます
ずっと未来に、人類とサトン星人の末裔が再び出会えるかもしれない
未来で会いましょう──」
真相は不明だが、彼によるとミズキもサトン星人の末裔であったという。
ミズキは幼少期に近所の星がよく見える公園で成宮と出会っており、異星人の末裔を名乗る彼の話を聞いて星空に興味を持ち、それがDASHに入隊するきっかけになったという。
余談
着ぐるみはフログロスの改造。
デザイン画段階では「ケプラー」という名前が予定されていた。
元々は『ウルトラQ_darkfantasy』に登場させる予定だったという。
「星座泥棒」は当初実相寺昭雄が監督を務める予定で、実相寺もシナリオを気に入っていたというが、実相寺は同時に「狙われない街」を提案、こちらを監督することになった。
ちなみに次作『メビウス』第36話「ミライの妹」では、カ◯ピスウォーターならぬケプルスウォーターという缶ジュースが登場している。
関連タグ
テレスドン:主人の命令で地上の光を一掃しようとした怪獣。こちらは純地球産。