データ
本家完全体デジモン版のサイバードラモンと比べると、赤い4枚の翼を持つ亜人系という共通点はあるが翼は飛べる事はできるのか怪しいくらい被膜が穴だらけで、完全体版は体色が黒に対しクロスウォーズ版は青系の体色、顔も完全体版は目はないが口がありドラゴン系と認識できるデザインに対し、クロスウォーズ版は口はなく複眼があるSFロボットのようなデザインで全体的に竜人系よりもタイプ通りにエイリアンを彷彿させ、槍(名称「ツインランサー」)と透明化しての攻撃からプレデターの要素を取り入れていると思われる。異世界の住人という意味では、本家よりもタイプが関連している。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
異世界からやって来たと噂される異質のデジモン。言語、思考回路共に異質のため、サイバードラモンとコミュニケーションを取ることは実質不可能とされている。
異質な外見通り非常に好戦的で危険である。戦いの目的はより多くのエネルギーを得るためであり、目に映るおよそすべてのデジモンを捕食しようとするハンターである。また、周囲の色と同化して敵に近づくことができるため、サイバードラモンを捕捉することは難しい。
回転する尾に乗って回りながら手にした槍で敵を切り裂く「サイバーブレーダー」や、槍を軸に回転して尾で攻撃する「デスディバイダー」、胸から突然肋骨を伸ばして敵を串刺しにする「グラットンファング」など予測の難しいトリッキーな動きで敵を翻弄して、変則的な技で一撃を与える奇襲を得意とする。
活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:草尾毅
蒼沼キリハのチーム・ブルーフレアの一員として登場し、グレイモンやメイルバードラモン以上の機動力の高さで相手を翻弄し、メタルグレイモンとデジクロスすることでサイバーランチャーという大砲に変形し、メタルグレイモン+サイバーランチャーになる事ができる。
技の名前を叫ぶ以外に台詞は殆どなく好戦的な印象を受けるが、漫画版では『強者を求めてデジタルワールドを彷徨っていたところを、グレイモンに目を付けては三日三晩二匹して殴り合っては自然にお互いの言いたいことが分かるようになった』という某アニキと弟分の出会いを彷彿させる、どこぞの少年漫画のようなコミカルなエピソードがある。
デジモンアドベンチャー:
第28話で野生デジモンとして複数登場。光子郎&テントモンコンビが跳ばされた先の廃棄所染みた区域でコンドルやハゲワシよろしく上空を旋回していたところをデッカードラモンに撃ち落とされて捕食される。
クロスウォーズで仲間だったデジモンであり、しかも完全体でありながら、成熟期のデッカードラモンに餌にされる展開に、一部のファンは複雑な感情を抱いたとか(レベルの差を逆転した戦闘場面自体は過去他にも例はあるが、クロスウォーズでの間柄からデッカードラモンがサイバードラモンを捕食する展開自体が予想外だった)。