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サンダーセプター

さんだーせぷたー

「サンダーセプター」はナムコが1986年に販売した大型筐体シューティングゲーム。
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その他の用法編集


ストーリー編集

銀河系の惑星間がハイパー・ウェイと呼ばれるエネルギー通路で繋がれた未来。

銀河系連邦軍とエイリアンの戦争はエイリアン側の圧倒的優位のまま継続。その劣勢を打開すべく連邦軍は最終兵器となるべくV-28を開発した。しかし、それを作動させるための特殊鉱物ゲルトニウムは、エイリアンの手に落ちた惑星ケルベロスにしかなかった。

連邦軍は特殊部隊をケルベロスに派遣。ゲルトニウムを奪取するがエイリアンに発見され、激闘の末にジムリッター1人を残して全滅する。

果たしてジムリッターはハイパー・ウェイ戦闘機「サンダー・セプター」を駆使し、無事ゲルトニウムを連邦軍基地に届けることが出来るか。


概要編集

「サンダーセプター」は1986年7月にナムコが販売した3人称フロントビューの大型筐体用シューティングゲーム。『ポールポジション』の筐体を再利用することを目的としたものであったという。

同年12月には内容を調整し直され液晶シャッター式3Dスコープが付属された『3D サンダーセプターⅡ』も販売されている。初代は殆どがこちらに改造されているため、元々の台数の少なさも相まって残存する初代は極めて希少である。


BGM担当は『源平討魔伝』や『超絶倫人ベラボーマン』などのBGMも手掛けた中潟憲雄氏(但し、サンダーセプターは源平プロ作品では無い)。


閉塞されたコース(ハイパーウェイ)内を、障害物を避け、敵を破壊しながらゴールにまで辿り着くというゲーム内容。その意味に於いてはシューティング要素のあるドライブゲームといった感覚である。

時間制限はないが代わるものとしてパワーゲージがあり、それが徐々に減っていきゼロになるとゲームオーバーとなる。ただし敵を倒すことでパワーは回復する。


操作は2種の攻撃ボタンが着いた操縦桿とアクセルペダルを用いる。ボタンは連射可能なノーマル弾用と、5発の弾数制限はあるが障害物さえ破壊可能な誘爆砲(ナパームボム)用の2種。

敵の硬さは4段階あるが一部分の色で判別可能であり、赤色は通常弾1発、紫色は2発、緑色は3発、黄色は4発で破壊可能であることを示す。



これまで移植は一切されていなかったが、2022年6月30日、アーケードアーカイブスにて初めて移植がなされることになった。

BGM作曲者の中潟氏は一番思い入れが強い作品らしく、長らく移植を熱望していた。そして、移植決定の際に中潟氏は新たにBGMを書下ろしており、その新曲をオプション設定でゲーム中のBGMとして使用可能になっている。


また、2023年3月には「3DサンダーセプターⅡ」もアーケードアーカイブスで配信。

ニンテンドースイッチ版は技術的に立体視は不可能とのことだが、PS4版は後日アップデートによりPSVRに対応予定。


プレイ動画編集

サンダーセプター

3D サンダーセプターⅡ(ステレオグラム)

関連タグ編集

ナムコ アーケードゲーム レトロゲーム シューティングゲーム

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