概要
英名:Surfbat
学名:Remala madipella
5000万年後の南太平洋で発生したホットスポットの一つ(マントルによる地殻変動の結果出来た島 ハワイ諸島や日本では沖ノ鳥島が有名)
バタヴィア列島に棲息する飛べない翼手目の一種。
同島で進化したナイトストーカーやフローアー、そしてフライトレス・シャロスと同様コウモリの子孫。
島を取り囲む海の中には、どんな動物がいるのだろうか?
海の中を優雅に羽ばたいていくのは、サーフバット。普段は海岸で暮らし、餌である魚やイカ、タコ等を取る時、海の中に潜る。後肢と尾の間には水かきが発達し、翼は鰭に変化している。陸上では前肢(鰭の先端)と尾を使って、飛び跳ねるように移動する。
コウモリの羽ばたき能力が水の中で生かされたのが、このサーフバットなのである。こうした進化の例をペンギンやアシカに見ることが出来る。まるで空を飛ぶように、水の中を羽ばたいてゆく。空を飛ぶ能力が水の中でも生かされているのである。
更に祖先と同様に、超音波(エコーロケーション)を使って、イルカを初めとしたハクジラの如く距離を測り、餌を捕えたりもする。
関連タグ
コウモリ…祖先
ナイトストーカー…列島に生息した同じ先祖を持つ種 兼 天敵
フローアー/フライトレス・シャロス…列島に生息した同じ先祖を持つ種
ペンギン…泳ぎ方が似ている。