概要
西部劇を題材としたシューティングアクションで、タイトル通りプレイヤーはシェリフ(保安官)を操作してならず者ガンマンたちを倒していく。
移動は4方向レバーだが、ダイヤルスイッチにより8方向に攻撃ができ、途中で飛んでくるコンドルを撃つとボーナスポイントとなる。
敵ガンマンは時々4方向から自陣に侵入してくる。
8面編成で8面クリア後は再び1面に戻る。
派生作品もいくつかリリースされたが、それらを含めて下記のメイドインワリオシリーズを除いて単独での家庭用移植がされてないことからマイナーな作品ではあるが、21世紀以降では後述のように他の任天堂作品への客演が行われている。
なお、海外ではエキシディが任天堂からライセンスを受け、「バンディード」というタイトルで販売していた。
任天堂作品での登場
メイドインワリオシリーズ
第1作『メイド イン ワリオ』のナインボルトステージのプチゲームのひとつとしてオリジナル版が登場したほか、条件を満たすと隠しミニゲームとして主人公をワリオに置き換えたバージョンをプレイできる。
冒頭ではワリオがオリジナル版のシェリフを追い返すシーンが描かれている。
主人公がワリオであること以外のルールはオリジナルとほぼ同じだが、特定の面クリア時に1UPするようになったなど難易度面が少し優しくなっている。
また、コンドルが現れるときのBGMがオリジナル版のコンドルは飛んでいくからオリジナルBGMに差し替えられている。これは同曲の作曲者とされているダニエル・アロミア・ロブレスは1942年没で日本では同作発売の2003年時点ですでに著作権は切れているものの、著作権保護期間継続中の国や地域での発売に配慮したものと思われる。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではフィギュアとして敵ガンマンとともに登場。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降ではアシストフィギュアとして登場。プレイアブルではないものの、デビューは1979年のためMr.ゲーム&ウォッチやパックマンよりも先輩ということになる。
空中を徘徊しながら四方八方に弾を撃ち続けるシンプルな行動パターンであるが、それが高威力で吹っ飛ばし力も高い、射程無限な上に地形貫通性能まで持っているため非常に強力。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では更に反射不可の性能までついたおかげでど偉いくらい強く最強アシストの一角扱いされる事も。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットで登場。古参中の古参と言う事でランクはLEGEND級、効果はアシストキラー。光線銃シリーズのスピリットの台座(ワイルドガンマン・ホーガンズアレイ)2種類と無属性とサポーターの台座1種類ずつ(種類はどれでも可)、計4つの台座で呼び出せる。