概要
ジーニー(精霊)の母親と人間の父親との間に生まれた、ハーフジーニーと呼ばれる少女。
特技はベリーダンスで、ダンスを介した魔法でいろんな動物に変身できる。
また、自分の髪をムチのようにして操ることができる。これは魔法とは別のシャンティ固有の力。
普段はスカットル・タウンの守護を務めており、街の離れにある灯台で暮らしている。
住民からはガーディアンとしても信頼されているのだが、トラブルが内外から次々と発生するうえに基本的に専守防衛なこともあり、毎回物語の冒頭でトラブルを防げなかったことを理由に市長からガーディアンの任を解かれそうになるのがお約束。そして事件解決後に諸々の理由で元のサヤに収まるのもお約束。
容姿
褐色肌で、ハーフジーニーの特徴として耳の先が尖っている。
顔立ちもかなりの美少女で、作中でも容姿に言及するキャラクターが存在する。
抜群のプロポーションな上に巨乳で胸にはビキニを付けている…もっとも作中では彼女よりスタイルの良い女性が多く登場するため、もっぱら子ども扱いされるのが常。
性格
勝気で快活。町のガーディアンとしての責任感も併せて正義感がとても強い。
町や仲間が窮地に陥った際は、危険だと分かっても見捨てることはない。
たとえ過去に敵対していた相手でも害意がなければ信じてみせる善良さを持つ。
伯父のミミックや、ライバルのリスキィいわく「母親にそっくり」だとか。
一方で根が単純なため、心理戦や騙しや罠への耐性はいつまで経っても皆無。
普段は温厚だが、やらかした仲間や絶賛敵対中の相手に対しては割と容赦なく罵倒とポニーテールが飛ぶ。
リゾート地に目を輝かせる年相応な面も。
変身能力
シャンティの得意技。ゲーム内では、ベリーダンス中にコマンドを入力することで変身する。
シリーズごとに様々な変身形態があり、ゲームの進行によって徐々にアンロックされていく。
なお、2作目のラストで魔法の力を一時的に失った流れから、3作目では例外的に登場しない。
- サル:壁に張り付いての移動ができる。強化されると攻撃ができる。
- ゾウ:突進や踏みつけで攻撃できるほか、通常では壊せないブロックを壊すことができる。
- クモ:背景の壁や金網につかまることができる。4作目では糸を出したり天井を移動できる。
- カニ:4作目で登場。水中を歩くことができる。硬い殻を被って防御も可能。
- コウモリ:4作目で登場。水平方向限定で空を飛ぶことができるほか、暗視能力を持つ。
- ネズミ:4作目で登場。狭い通路に潜り込むことができる。
- ハーピー:空を飛ぶことができる。
- 人魚:2作目から登場。水中を永続で泳ぐことができる。
- ティンカーバット:サル・ゾウ・クモの能力を併せ持つ。1作目のGBAモード限定で登場した。
5作目「シャンティと7人のセイレーン」の変身
5作目はストーリーで入手する「フュージョンコイン」を用いた独特の形態になる。
これらは変身にダンスを用いず、瞬時に人間形態との切り替えができるのが特徴。
- ダッシュイモリ:空中ダッシュや壁に張り付いての移動ができる。従来作のサルに近い。
- アナホリ貝:黄色の柔らかい土をドリルのように掘って進むことができる。
- ボッカン亀:高所からの急降下やダッシュで岩を破壊して進むことができる。
- 海ガエル:水中に潜って泳げるようになる。
- ジェットタコ:ジャンプ中に再度ジャンプを入力すると、最大3段までジャンプできる。
更にストーリーを進めると他のジーニーの力とダンスを組み合わせた、独自の魔法を習得する。
- スキャンダンス:ステージに隠された足場やオブジェクトを発見できる。
- リフレッシュダンス:自身のライフを回復する他、植物やNPCを元気にできる。
- スパークダンス:画面全体を雷で攻撃。また雷によって特定の装置を起動することができる。
- クエイクダンス:画面全体を地震で攻撃する他、特定の地形ギミックを変動できる。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
投げ属性のアタッカースピリットとして登場。階級はACEで、魔法攻撃が強化される。バトル時はゼロスーツサムスに憑依。
2021年6月30日には、Miiファイターコスチューム第10弾でシャンティのコスチュームが配信された。購入するとBGMが一曲付いてくる(ハーフジーニーヒーローより「Burning Town」)。
ちなみにシャンティの公式側がMiiファイターとしてのシャンティを投稿している。→外部リンク
関連イラスト
タグについて
このページでは作品名とキャラクター名を区別するために「キャラクター名のあとに作品名を括弧付け」という形にしているが、実際のpixivの投稿作品では「シャンティ」とキャラクター名だけで登録されていることの方が圧倒的に多いので注意。