オレは納得がいかないのだ
なぜ木霊はお前を選んだ!?強いオレの方が森を守る王者にふさわしいはずなのに!!
概要
学年誌で2004年度から2008年度まで連載されていた 今賀俊版甲虫王者ムシキングに登場するノコギリクワガタ。一人称は「オレ」。
キングのライバルを自称しており、お調子者で乱暴者気質な性格。「種」としての性格もあるのかもしれないが。
- 原作となるゲームではノコギリクワガタのカードに「気が荒くケンカが好きだ。悲しい事に寿命が短い」と書かれていた
普段は荒っぽい性格だが、カクタス軍団相手だと逃げ腰になる時もあった。アンバーの強化直後には「大型甲虫でもぶっ飛ばす」と豪語しておきながら原作のゲームでは中型甲虫のエレファスゾウカブト相手に「こんな化け物と戦えるかよ!」「俺の時はもっと簡単な奴を頼むぜ」などと言っていた。それでもやる時はやる甲虫である。
- アンバーを拾うためにサラセニアの中に大顎を突っ込むエピソードもある。その時に大顎の先が白くなってしまった。(※なおこのサラセニアはカクタス曰く遺伝子改造を施され、鉄をも溶かす溶液を持ったものである。)
- ただし、エレファスゾウカブトが中型甲虫というのは原作のゲームの強さ(強さ160で登場した)の関係上であり、実際には強さ180でも通用しうる大型甲虫である。ザックの冒険編では(カブト丸との体格差は誇張表現されていたものの)ザックが「うわっ!でけぇ」と言い、エレファスゾウカブト自身が「ワシの巨体」「ワシは世界で一番重いカブトムシ」と言っていた程。
2007年度の学年誌ではジョーが主役の特別編が描かれており、単行本の6巻に収録されている。
ゲームでの扱い
学年誌の付録カードにもなっており、原作となるゲーム「甲虫王者ムシキング」や「スーパーコレクション」で使用できる。通常版のノコギリクワガタと全く同じステータスではあるものの、ファブリースノコギリクワガタとタッグを組んでも「120SAWS」にはならないが、通常版のノコギリクワガタと併用できる。
- 「GCへの道」「GCへの道2」では使用できない。
カード化された当時は唯一「ノコギリクワガタと組んでタッグ相性◎にできる甲虫」だった。
- カード化された時は同属の甲虫が強さの合計が300を超えてしまう「ギラファノコギリクワガタ」だけだった上に、初めてカード化された時の最新バージョンでは排出を終了していた。
また、ノコギリクワガタとジョーのタッグはプロソポコイルス属では唯一「日本の甲虫同士でタッグ相性◎」にできるタッグである。
- リュウキュウノコギリクワガタなどはアダー完結編含め登場しない。
余談
実は甲虫王者ムシキングシリーズには「ジョー」と名の付くキャラクターが他にも2人存在する
・五十嵐ジョー
新甲虫王者ムシキングにて主人公のライバルキャラクターの1人として登場。
実家にオオツノ商店街のラーメン屋「アケボノ」を構えており、自身もラーメン作りが得意。
見た目通りの熱い性格で、使用するムシは主にゴホンヅノカブト属を始めとした角の多いカブトムシや小柄な体格のカブトムシ、取り分けヘルクレスオキシデンタリスを扱うことが多い。
激闘4弾では覚醒グラントシロカブトを扱っており、ネブ博士の存在を示唆する内容となっていた。
・ジョー(グレイテストチャンピオンへの道2)
シーサイドパークのムシバトラーとして登場。外国人の女性「クリスティ」に熱意を向けてアプローチを掛けているものの、彼女からは適当にあしらわれたり暴力を振るわれたりと報われない。
見た目や名前からは分かりづらいが実は日本人であり、金髪も自毛ではなくカツラ。驚く拍子に何かとズレてしまうことが多い。
使うムシはコクワガタ、キプルツヤクワガタ、サンボンヅノカブト。小型甲虫軸の上技カードも甘いため、本作のムシバトラーの中では弱い部類に入る。