概要
1983年の生産開始から1回のフルモデルチェンジを経て1998年まで生産された。
初代は同社の軽自動車「サンバー」(5代目)をベースとした車体は定員7人にはやや窮屈ではあったが、小柄な車体と走破性の高さから、山間部の温泉旅館やホテルなどの送迎用車両としても重宝された。
1994年に2代目にフルモデルチェンジ。こちらは6代目のサンバーがベースとなった。フロントに大型バンパーを装備し、前面衝突安全を確保した。また、それまでMTのみだった変速機もECVT(無段変速機)を追加し、ようやくATがラインナップされた。
1998年、軽自動車の規格変更によるオーバーラップ回避のため生産終了となった。
関連タグ
TOYOTA:このクラスではやっていけないとトヨタが1975年に販売終了したミニエースとは同クラス。当時スバルは日産・興銀陣営にいたこともあり、後々現在に至るトヨタとスバルの因縁の一幕であった。また、ドミンゴの生産終了後はダイハツ・アトレー7のOEM車種となるスパーキーをラインナップしていた。
三菱自動車工業・デリカ:2代目~3代目 (乗用型『デリカスターワゴン』)・4代目 (乗用型『デリカスペースギア』) は、排気量と車格では全く異なるにもかかわらず、「2大4WDメーカーによる、頑健さを兼ね備えたワンボックスカー」(デリカは本格クロスカントリー寄り、ドミンゴは現在で言うCUV寄り)として、お互い唯一のライバル(すなわち、「宿敵(とも)」)と目されることもあった。参考。