大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに参戦しているゼルダの伝説シリーズのキャラクターの総称。X以降、新規ファイターが参戦していないが、既存ファイターに大幅な調整がされているシリーズである。
また、こどもリンク、トゥーンリンクの様なスマブラで初めて命名されたキャラクターも存在する。
64では時のオカリナ仕様でリンクが参戦。スマブラ初の剣士ファイターとなる。
DXではシークと交代するゼルダ、宿敵ガノンドロフ、こどもリンクが参戦。DXでは最もファイター数が多いシリーズとなった。
Xでは新たにトゥーンリンクが参戦した一方で、こどもリンクがリストラ。forでも参戦ファイターの現状は変わらず。ただ、既存ファイターには大幅な調整がなされており、リンク・ゼルダ・シーク・ガノンドロフはトワイライトプリンセス仕様になった。特にゼルダとシークはfor以降、独立したファイターとなる。
SPではこどもリンクが復活、更にリンクもブレスオブザワイルド仕様に変更された。更にゼルダは神々のトライフォース仕様に変更されて、ガノンドロフは時のオカリナデザインで再び舞い戻ってきた。
No | ファイター | 初出演 | 特徴 | 欠点 |
---|---|---|---|---|
03 | リンク | 64 | 豊富な飛び道具と武器判定によるリーチ。相手を近づかせない立ち回りができる。 | 運動性能は高くないので接近戦が不得手。剣の先端に当てないと威力が下がる。 |
16 | シーク | DX | 飛び道具があるため攻めと待ちのオンオフが可能。高機動力とコンボによる圧倒的手数。 | 火力が低いため撃墜させにくい。体重もゼルダ組の中では最も軽い78。 |
17 | ゼルダ | DX | 強力な中~遠距離攻撃を持ち、近接攻撃の撃墜力が非常に高い。また滞空時間が長いのでジャンプで移動できる距離も長い。 | 運動性能が最低クラスで体重が85と軽く、キャラが大きいので当たり判定が大きく、打点が高いので背の低い相手には当てにくい。身も蓋もない言い方をすればスマブラでもキャラランクがかなり低い。 |
22 | こどもリンク | DX | 飛び道具の隙が少なく回転が良い。 | リンクの中では最も体重が軽い。剣の根元に当てないと威力が下がる。 |
23 | ガノンドロフ | DX | 圧倒的なパワーとタフネス。足を使った攻撃はリーチが長く、空中攻撃も火力が高い。また見た目に反して攻撃後の隙が短め。 | 攻撃が大振りのため発生が遅いものがあり、足が遅いため機動力が低い。体も大きいのでやられ判定に難あり。 |
43 | トゥーンリンク | X | 飛び道具を使いながらも攻撃時の隙が少なく接近戦に強い。足が速く空中戦が得意。 | こどもリンクより体重が若干重いがパワーが低い。 |
見ての通りリンク、ゼルダ、ガノンドロフはそれぞれタイプが異なり、当然ながら得手不得手も存在する。
リンクは豊富な飛び道具と武器判定によってガノンドロフには有利だが、ゼルダに対しては飛び道具を反射される上に、技に合わせて中距離からフロルの風で差し込まれてしまう。
ゼルダは優秀な反射と強力な中距離攻撃で差し込めるためリンクには有利だが、接近戦を得意とするガノンドロフには迂闊なファントムアタックは突破される。
ガノンドロフは強大なパワーとタフネスでゼルダのファントムアタックを強引に突破したり空中戦でも有利だが、飛び道具が豊富なリンクには近づくのに難儀する。
などなど上手いこと三すくみの関係になっている。もちろん長所が活かしにくいというだけで決定的に不利とは限らない。例えばリンクVSゼルダなら見え見えの飛び道具をやめ、接近戦を主体にするだけでかなり楽になる。