「それなりにやるな!だがまだ甘い!太刀筋がまるでなっていない!」
「ほう、5人がかりとは、いかにも雑魚の考えだな」
CV:石川英郎、スーツアクター:佐藤太輔
データ
プロフィール:元々は正確無比な動きで筋肉をコントロールし、様々な超人的剣術をマスターした宇宙人
強化改造:残像斬撃筋、伸縮性剣山外骨格
特殊任務:剣術地球破壊作戦
登場話:第4話「何のための仲間」
概要
宇宙帝国ザンギャックの行動隊長にして、バリゾーグすら認めた剣の達人。剣士らしい礼儀正しい口調だが、その裏には己の剣への自信と「勝てさえすればいい」という下種な本性が隠れている。容姿は痩せ身の黒い宇宙人剣士といったもの。
筋肉と外骨格をインサーンに強化され、「残像斬撃筋」と「伸縮性剣山外骨格」を取り付けられた。
斬撃筋がもたらす素早い動きによる残像剣を円形に展開してから無数の衝撃波として発射する技を持ち、更に外骨格を再改造する事で刃の付いた触手を全身から生やせるようになった。
ギガントホースに召集され、ワルズ・ギルの御前にて空中に投げたリンゴを一瞬にしてウサギ型に切ることで自身の剣技をアピール。その際にインサーンからはその腕前を賞賛されたが、ダマラスからは「余計な小細工など要らぬ」と叱責されてしまった。
等身大のままビルを斬り倒している最中に駆け付けたゴーカイジャーと戦闘。ゴーカイブルーの太刀筋を「まだ甘い」「お前に剣を教えた奴は無能だ」と一方的に貶しながら圧倒、ゴーカイジャーが5人揃った所で上記のセリフを残し撤退。(ゴーカイイエローからは「そっちもゴーミン連れてるくせに」と返された。)
ギガントホースに帰還し、ワルズから10秒以内にゴーカイブルーを倒すよう命じられ、それに対し「あの青二才の腕は見切りました。5秒で十分です!」と大口を叩くも、バリゾーグから「奴は本来二刀流」と忠告され、インサーンに上記の外骨格の強化を要求した。
その後ポイントM-720にて再度出陣、ブルーと激しい剣戟を繰り広げる。その際スゴーミンにゴーカイブルーを羽交い絞めにして一方的に攻撃するも、仲間を案じて駆け付けたゴーカイジャーにスゴーミンを一掃され、伸縮性剣山外骨格による攻撃で一時は善戦するも、最後は五刀流ブルースラッシュを受け敗北。
直後に巨大化ビームを浴びて3体のスゴーミンと共に巨大化、飛行形態に変化したスゴーミンに乗って空中戦を挑む。マジゴーカイオーとの空中戦の末に2体のスゴーミンを撃破され、残る1対もゴーカイスターバーストの盾として散り、最後はゾドマス自身もゴーカイマジバインドを喰らい爆散した。
スーパーヒーロー大戦
大ザンギャックの怪人として登場。
余談
海洋生物モチーフは特になし。デザイナーより明言されるまでは頭部がギンザメをモチーフにしているのでは、と言われた。
放送当時に発売されたゲーム『あつめて変身!35戦隊!』では敵キャラクターの1人として登場、ワルズ・ギルによって孤島のジャングルに送り込まれた。
声を担当した石川英郎氏は10年前の『百獣戦隊ガオレンジャー』にてプロプラの声を担当しており、3年後の『烈車戦隊トッキュウジャー』ではフィルムシャドーの声で出演している。