概要
食肉目・イタチ科・イタチ亜科・ゾリラ属に属する哺乳類。 アフリカの草原地帯に生息する。
頭胴長28~38.5cm。尾の長さも同程度。「アフリカのスカンク」と呼ばれ、外見も生態もアメリカ大陸に生息するスカンクに似るが、同じイタチ科でも、スカンクは「スカンク亜科」に属し、ゾリラ自身は「イタチ亜科」に属するという収斂進化である。
スカンクと同様、身を守るために肛門にある臭腺からキツい臭いの分泌液を相手に浴びせかける。また死んだふり(擬死)をして、相手の隙をついて逃げることもあるようである。深夜に活動する夜行性で、昼間は天然の岩穴や自分で作った穴に潜んでいる。