当記事は「ダックハント」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から登場するファイター。
ファイター番号は59、通り名は異色の共演。
参戦ムービーはWiiU版発売の1か月前に公開。
シリーズ恒例のレトロ枠。ニンドリでの桜井氏の発言によると、初期開発時には既に候補として名前が挙がっていた模様。
どういうわけか、原作『ダックハント』では敵対(?)しているはずのイヌとカモがコンビを組んでいる。
イヌのあのしゃくにさわる笑い顔も健在。
さらにホーガンズアレイの爆発するカンやワイルドガンマンのギャングなどもワザに登場しており、ファミコン光線銃シリーズ全体を包含したファイターとなっている。
特徴
設置や牽制、それぞれ得意とする多数の飛び道具を所持し、妨害に関してはピカイチで使い幅が広い。
隙を突いてコンボに繋いだり、復帰阻止や待ち戦法で相手を近づけさせないのが主なスタイル。
通常ワザは弱攻撃・通常空中攻撃・つかみ関連をイヌが、それ以外をカモが担当する。
スマッシュ攻撃はターゲットが現れて画面外から狙撃されるという内容になっているのだが、参戦ムービーでは謎の手がテレビ画面の外側から(海外版の)ザッパーで撃っていることになっている。
そして参戦ムービーのタイトルからも分かる通り、彼らの正体はイヌ・カモ・ザッパー(を持つ謎の手)のトリオである。
ちなみにこの謎の手はスマちしきでは「第三者」、フィギュア説明文では「誰か」、ピットのスマッシュアピールでは「謎のガンマン」と表記がゆれており統一されていない。
必殺ワザ
- 通常必殺ワザ:トリックショット
当たると爆発する缶を蹴り出す。
必殺ワザボタンを連打すればカンが浮き、空中にいる相手にも対応できる。
「追撃」「牽制」「設置」と様々な使い道があるワザ。
- 横必殺ワザ:クレー射撃
クレーを正面に投げる。必殺ワザボタンでクレーを破壊して追撃する。
破壊した時の破片が連続ヒットするため、コンボにつなげやすい。
- 上必殺ワザ:ダックジャンプ
カモがイヌのおしりをつかみながら飛ぶ。
左右に移動できるが、攻撃はできない。
- 下必殺ワザ:ワイルドガンマン
それぞれ性能の違う5人のガンマンをランダムで呼び出し、真正面に射撃してもらう。
なお、一度呼んだガンマンは全員が出るまで出現しない。
- 最後の切りふだ:光線銃セット
ブルーファルコンと同じ形で『ダックハント』のカモが相手に襲いかかる。
荒野に連れ込まれた相手は、『ワイルドガンマン』のギャングたちの一斉掃射で、『ホーガンズアレイ』の的ごと巻き込まれる。
その名の通り光線銃シリーズ3作の要素が集約されており、シリーズを知っている者には感動のオールスター演出である。
『SP』での変更点
『SP』ではすべての必殺ワザに大きな変更点がある。
通常必殺ワザ「トリックショット」はカンの跳ね方が山形になり、点滅時(爆発寸前)でも射撃して浮かせられるようになった。
また、カンの向きではなく当てた部分によってふっとばす方向が決まるように。
横必殺ワザ「クレー射撃」は射撃回数が3回から1回に減少。その結果、ある程度速度が落ちるまで弾が当たらない代わりに、タイミングを計りやすくなった。
クレーを当てた後のコンボルートも増加し、クレーから上強orスマッシュ、クレーからメテオ、小ジャンプ大ジャンプと組み合わせて3連続でクレーを当てるといった芸当が可能に。
また、クレーを破壊された場合でも破片が飛んでいくようになった。ただし、この場合は破片が自分にも当たる。
上必殺ワザ「ダックジャンプ」は攻撃や回避、カベジャンプなどでキャンセル可能になり、完全な無防備ではなくなった。
ただし、他のキャンセル可能な復帰ワザとは違い、何かしらの行動をとった後にしりもち落下になってしまうので注意。
下必殺ワザ「ガンマン」は倒されてから退場するまでの時間が増加。
ただし倒されたガンマンにも喰らい判定が残るようになり、盾として活用しやすくなっている。
この他、攻撃時やダメージ時に声(SE)を出すようになり、サウンドテストにも項目が設けられている。
その他
勝ちあがり乱闘「けものブラザーズ」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | ドンキーコング、ディディーコング | |
2 | ソニック | |
3 | フォックス、ファルコ、ウルフ | |
4 | キングクルール | |
5 | Mii(格闘×2、剣術×1、射撃×2) | 軍団戦(2体ずつ) |
6 | ダックハント×6 | 軍団戦(3体ずつ) |
BOSS | リオレウス |
自然豊かなステージで、動物系のファイターと戯れる。タイトルの元ネタは恐らくコレ。
ROUND3は該当する『スターフォックス』のステージがないため「再会の花園」を採用(BGMも同名の曲)。
ROUND6はステージが「ダックハント」ではなく「子犬がいるリビング」となっており、犬だらけの光景が繰り広げられる。
リオレウスは「ハント」「ハンター」繋がりでの選出と思われる。
同じイヌ科ファイターであるしずえとの共演は残念ながら叶わなかった。