当記事は「ケン・マスターズ」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
リュウの後を追ってきたかの如く、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦。
ファイター番号は60'、通り名は紅蓮の格闘王。
参戦ムービーでは、リングでリトル・マックと試合を繰り広げた後、ヒールポケモン・ガオガエンと「炎の激突」を繰り広げている。
当然ともいうべきかリュウのダッシュファイターで、大部分はリュウと同じ性能。
しかし、原作シリーズにおけるリュウとケンの違いが数多く盛り込まれているため、固有のワザはかなり多い。
桜井氏曰く「サービス多めのダッシュファイター」だと思ってほしいとのこと。
なお、残念ながらリュウ相手への特殊勝利セリフやPVでの共演等の掛け合いはこの作品では一切存在しない。
リュウとの違い
リュウとの主な違いは以下の通り。
- 歩行・走行速度が1.1倍。
- 特に走行速度はマリオと同じで、怒涛の19人抜き。この差は結構大きい。
- 弱攻撃(弱)の攻撃判定の位置とヒットストップの長さが異なる。
- 横強攻撃(弱/密着)のヒットストップとキャンセル可能タイミングが異なる。
- 上投げの判定や持続が異なる。
- 弱攻撃(強・遠距離)、横強攻撃(強)、横スマッシュ攻撃、通常空中攻撃、上強攻撃、後ろ投げが異なる。
- 波動拳の性能がかなり低く、「灼熱波動拳」を使えない。
- 竜巻旋風脚は高速回転で連続ヒットする。反面ふっとびは弱く、移動距離も短い。
- 弱版は地上では2ヒット、空中では最大4ヒットで、2段目から弱くふっとばす。
- 中版と強版は4ヒットで999%でもほとんどふっとばさない。リュウとは違い攻撃力に差は無く、スピードに若干の差がある程度。
- 昇龍拳は強弱に応じてヒット数が変化する。
- 弱版はリュウと同様に根本で、中版と強版は飛び上がった後に強くふっとばす。
- 弱・中版共にリュウと微妙に性質が異なるが、概ね強化されている。
- 強版の炎をまとう「ファイアー昇龍拳」は攻撃力が高く、空中でもリュウほどは下がらず、多段ヒットする。
- 弱版はリュウと同様に根本で、中版と強版は飛び上がった後に強くふっとばす。
- 「セービングアタック」では、正拳突きではなく回し蹴りを繰り出す。
- リュウと比べるとリーチや発生で劣る他、低めの角度でふっとばす。
- 最後の切りふだは2つとも専用のもの。
- 相手の誰かに近接した状態だと、連続で相手を蹴りつける「疾風迅雷脚」をくり出す。
- それ以外の時は「神龍拳」となり、『MARVEL VS.』シリーズのように火柱が高く上がる。
さらに、ケンにはコマンド入力専用ワザが存在する。これらのワザは必殺ワザボタンへの置き換え不可。
鉈落とし蹴り | →↘↓+攻撃ボタン | コンボの繋ぎとして重要なワザ。思い切って後ろまで入力してしまうと竜巻旋風脚に化けてしまうので、しっかり真下で止めるのが重要。 |
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大外回し蹴り | ←↙↓↘→+攻撃ボタン | リュウの弱攻撃(強・遠距離)と同じモーションで、性能も同じ。しかしコマンド入力が必要な分、リュウよりも攻撃力が高い。リュウの「灼熱波動拳」と同様、簡易コマンド(↙↓↘→)に対応。 |
稲妻かかと割り | 「鉈落とし蹴り」「大外回し蹴り」のコマンド入力時、攻撃ボタンを長押し | リュウの「鎖骨割り」と同様、原作では中段攻撃(しゃがみガード無効)であることから、相手のシールドを大きく削る。 |
簡単にまとめると、コンボや立ち回りが得意な分、リュウより攻撃力が若干低い、反撃に弱い、コマンド操作が難しい、ワンチャン性能が低い…と、リュウ以上に玄人向けの性能をしている。
その他
勝ちあがり乱闘「燃えるライバル」
ピットに対するブラックピット、フォックスに対するウルフといったように、文字通りライバル系のファイターが相手。
ROUND5のルイージは、ステージになっている『マリオブラザーズ』が由来。
ホンキ度6.9以下でクレイジーハンドが単独で登場する数少ないルート。ある意味こちらも2P繋がり。
撃墜ボイス
特定のファイターには特殊な撃墜ボイスが収録されているのだが、ケンのそれは本来の強い格闘家のイメージからかけ離れたあまりに情けないものとなっており、そのボイスだけでスマブラにおいてのケンのネタ化が進んでいる。
この動画の0:51辺り