デスペナルティ
ですぺなるてぃ
デスペナルティとは、ゲーム用語で全滅やプレイヤーキャラ死亡時に負うシステム上の罰則・不利益の事である。罰則内容はゲームによって様々で、中にはプレイヤーキャラの永久喪失と言った重い物も存在する。
略称として「デスペナ」と呼ばれる事もある。
デスペナルティの必要性に関しては、プレイヤーごとに意見はある物の、総じてゲームに対する緊張感を与える事に寄与している部分に意見の一致をみる事が出来る。
全滅をすれば、一定の不利益を被る事になるのを忌避するため、ゲームプレイに対し一定の緊張感を得る事が出来、失敗すれば相応の喪失感を感じるが、転じてクリアすれば緊張から解放されたカタルシスを感じる事が出来るため、ゲームプレイを楽しむための一種のスパイスであると言える。
また、慎重な立ち回りを要求する事は、プレイヤーに対するスキルの向上やゲームの理解度を促進させる効能もある。
一方で、昨今のゲーム事情では低難易度が好まれる傾向にある事もあり、重すぎるデスペナルティは好まれない事が多い。(また、昨今ではタイムパフォーマンスが悪い事を忌避する傾向にあるのも一因。)そのため、ゲーム各社では過度な不利益を被らない様な実装や、デスペナルティを回避出来るシステムを入れている事もある。
また、重すぎるデスペナルティは慎重な立ち回りを強制させてしまいがちで、無謀なチャレンジに対するハードルの向上や、一か八かの状況での挑戦に二の足を踏むことになりやすい。
オンラインゲームだと、足並みが揃わないと他者に対し意図しないデスペナルティを負わせる事にも繋がるため、デスペナの内容次第ではあるが、嫌われる傾向にある。
ゲームで課される主なデスペナルティの内容
タイトル | デスペナの内容 |
---|---|
ウィザードリィ | キャラクターの永久喪失(ロスト)。死亡に段階があり、デッド→アッシュ→ロストの順で死亡時のペナルティが重い。(アッシュはデッドより蘇生率が低い。)ロストすると装備品共々キャラクターが永久に消えてしまう。 |
ドラゴンクエスト | 全滅するとセーブした地点の教会か城に戻される上に、所持金が半分となってしまう。銀行に預けておくことでペナルティを軽減できるものの、やや手間がかかる。 |
メタルマックス | 全滅時にはDr.ミンチの研究所へ連れて行かれる。研究所にはなぜか転送装置もあったりするので元の拠点等に戻るのにも難はないが、クルマが全滅したその場に置き去りにされる事が唯一にして重大なペナルティ。取り戻すまでの行程がちょっとした一仕事になる。 |
ファイナルファンタジー(下記以外) | ゲームオーバー。セーブしてあればそこからやり直しはできるが、それまでの過程は全て徒労と化す。 |
ファイナルファンタジー11 | 死亡時に経験値が一定量差し引かれる。0を下回った場合はレベルダウンを引き起こす。また復活した際も一定時間ステータスが下がる衰弱状態となってしまう。近年は緩和傾向だが、以前は経験値を喪失した場合、取り戻すのに2時間以上かかる事もあった。 |
ファイナルファンタジー14 | 死亡した場合、武器防具の耐久度が下がる。耐久度がゼロになるとその武器・防具は効能を発揮しなくなってしまう。また、レイズで復活した場合は1分間の衰弱状態となり、一定時間ステータスの低下を受ける。 |
ファンタシースターオンライン | 死亡するとその場に、自分が装備していた武器とメセタを落としてしまう。同じ場所に戻れば回収も可能だが、オンラインプレイでは第三者が誘惑に負けて落とした武器とメセタを奪ってしまうことが起きてしまうこともあった。 |
モンスターハンター | 一定回数戦闘不能になると、ミッション失敗となる。ミッションを失敗すると取得した素材などは獲得出来ず、時間だけを浪費する徒労となってしまう。参加したメンバーで死亡回数は合算されるため、全員が一度に死亡すると一瞬でミッション失敗になってしまうことがある。 |
VRMMO作品の場合
作中作のゲームであるVRMMOを題材とする作品の場合、デスペナルティはその作品における「ゲーム中の死」の重さを示す事となる。
『ソードアート・オンライン』のような「ゲーム中の死=リアルでの死」や「アカウントの削除(=ゲーム上での完全死)」といった現実では無理な設定のものもあるが、多くは「一定期間再ログイン禁止」「一定時間ステータス減少」「所持しているお金やアイテムの喪失(奪取)」といった比較的現実的なものが採用されている。