「お任せ~!」
「こしゃくな!受けてみろ!」
登場話:第2話「起て!未来の戦士」
概要
総統タブーのオーダーにより、鳥の遺伝子から製造された合成怪獣。頭部に鳥の意匠が集約されており、右半身が機械化されている。
右腕から「トリモズー重力波」を放ち、重力をコントロールして人や建物を宙に浮かせることが可能。しかし、重力波を放つには2秒間の間隔を要するのが欠点。
また、右腕の先が機械化されたアラビア風の男性に変身することもできる。
マズルカの指揮の下、ゴーグルファイブを強襲した。
活躍
タブーの指示で鳥の遺伝子により生み出され、銃を持つ黒服達と共にマズルカの指揮下で後楽園遊園地にてゴーグルファイブを襲撃する。人間態で「暗黒魔術・空中浮遊術」と称して5人を浮遊させて苦しめるも、レッドのゴーグルアイによって正体を看破される。
怪人態に戻った後は重力波で攻撃し、高速道路さえも浮遊させてみせるが、ゴーグルジャンプで撤退されてしまう。
再度出撃し、高層ビルの上半分を切り取ってコンビナートの上に落として爆発させた後、駆けつけたゴーグルファイブをマダラマンと共に迎撃する。再び重力波でゴーグルファイブを苦しめるも、コンピューターボーイズ&ガールズの分析で2秒のタイムラグの存在が発覚し、その隙に繰り出されたレッド、ブラック、ブルーのトリプル攻撃を右手に受け、能力を封じられる。ゴーグルリングで眼を回され、ゴーグルビクトリーフラッシュを受けて敗北する。
ヒカリコング
リフレッシュパワーで甦ったトリモズーが搭乗する、ザゾリヤ博士作のコング。上半身が3機の巨大パネルで構成されており、そこから繰り出す破壊光線や右腕の機関砲で敵を粉砕する。上半身と下半身を分離させ、攻撃を回避することも可能。
トリモズー敗北後に出撃し、リフレッシュパワー光線で蘇生させて搭乗させる。光線で建物を粉砕し、ゴーグルロボにも繰り出すもゴーグルシールドではね返され、ダメージを負う。身体を分離させてゴーグルスピンを回避するも、ハンドミサイルを喰らい、最期は地球剣・電子銀河斬りを喰らいトリモズー諸共爆散した。
余談
「鳥」という漠然としたモチーフを出してしまったため、しばらく鳥類モチーフを使えなくなってしまったことが悔やまれる、とトリモズーのデザインを担当した久保宗雄氏は後に語っている。
次に鳥類が登場するのは、 クジャクモズーが登場する第22話である。