概要
偽キン肉マンソルジャーことキン肉アタルの最強必殺技。
カンパーナ(釣鐘固め)という比較的地味な固め技がベースであるが、そのまま回転して上空まで飛び上がり、キャンバスに相手の胸・腹を叩きつけることでフィニッシュを決める。その威力はナパーム弾の直撃に匹敵することからこの名が付けられた。
落下の際にはあまりの空気抵抗と大気摩擦により、相手の胸にAの文字(アニメではX)が刻まれるという。
実際、作中では残虐チームの先鋒~副将までを4人抜き、(最初の1人は不意打ちと言ってもいいが、残る3人はおそらく一斉にかかって行って蹴散らされている。真ソルジャーもよくこんなマヌケをチームメイトに選んだものだ)さらにボスである1億パワーを有する真ソルジャーを撃破し、搬送先の病院で絶命に至っている(アニメでは残虐の神が真ソルジャーを見限って分離したのが直接の死因だが)。
王位争奪戦準決勝ではメイン画像のようにラスボスのキン肉マンスーパーフェニックスに放ち全く抵抗の余地も与えないほどのパーフェクトな極めぶりを見せるが、マンモスマンが妨害したことで外された。また、ブロッケンJr.とコンビを組んでオメガマン・アリステラとマリキータマンにタッグ戦を挑んだ時にアリステラに仕掛けた時も、アリステラは振りほどくことはかなわず腕の代わりに掴まれたオメガハンドの中指と小指を犠牲にすることでなんとか逃れることができた。つまり直接の筋力(+フェニックスの持つ桁外れのテクニック)では1億パワーあっても外せないということである。
なお、超人血盟軍結成秘話のかませ犬にされた強盗超人ボックマンに対しては、境遇に同情したため後遺症も残らない程度に手加減している。上昇高度の問題なのだろうか?
派生技
ナパームコンビネゾン
新シリーズにて、ブロッケンJr.とのツープラトンとして登場した技。ナパームストレッチの体勢をとったソルジャーにブロッケンが下から前後逆に組み付き、二人で激しい回転を与える。その回転は受け手が方向感覚を失調して抵抗能力をなくし、さらに外部からのカットさえ弾いてしまうほど凄まじく、これにより相手の胸にはAとBの二文字が刻まれる(物理法則?気にすんな!)。
さらに着地点を鉄柱とすることで威力を大幅に増し、タフネスを誇ったマリキータマンを一撃でKOに追い込んでみせた。
そのあまりに凄まじいビジュアルから「さすが残虐王の子孫」「慈悲の心とはなんだったのか」といった斜め上の賞賛が浴びせられた一方で、フェニックス戦の3vs3変則マッチが「この技で確実にフェニックスを仕留めたいソルジャーと立方体リングで思惑を潰したフェニックスの頭脳戦だった」「カピラリア七光線を潰したブロッケン凄いと思われていたが、実はナパームコンビネゾンに必要なブロッケンを潰したプリズマンが凄かった」など奇妙な再評価を受けることとなった。まぁ相手のマリキータマンが試合の決着後にサタン(キン肉マン)が展開が不満でアリステラ粛清の為に現れたときにリーダーを庇って雷の杭をもろに受け、そのあとサタンをジャスティスマンが退治した後も満身創痍ながら無事なメンバーを見送ったことから、ひょっとすると「耐久力がケタ違いすぎるマリキータ相手だとこれぐらいエゲツナイ技でないと峰うちにならなかった」のかもしれない。
超人血盟軍が温存していた技でもあり、パワーファイターのバッファローマンか6本腕を持つアシュラマンが組み付けば、威力はより増すという見方もある。
関連項目
クラーク・スティル...この技のパロディ「ナパームストレッチ」「ナパームストライク」を使用する。