曖昧さ回避
- 日本国内にある実在の地名 ⇒ 男体山
概要
ナンタイ山とは、スプラトゥーンシリーズに登場する地名の一つである。初代『スプラトゥーン』ヒーローモードの舞台となったタコ軍団の拠点タコツボバレーの近くにある。当て字は恐らく「軟体山」。
ナンタイ山が直接登場したことは無いが、『スプラトゥーン2』以降、その存在が語られるようになった。
スプラトゥーン2
ナンタイ山は、同作ハイカラニュースMCのテンタクルズの2人が初めて出会った場所であることが言及されている。
タコ軍団から去りイカ世界を目指していたイイダと、ラッパーとして喉のウォームアップを山中でしていたヒメは、この山で出会い意気投合したことで、後にテンタクルズを結成した。なお、イイダはヒメの声を初めて聴いてから直接ヒメに話しかけるまでに2週間くらい山に通い詰めたという。
DLC『オクト・エキスパンション』でも2人はこの地に訪れており、山中で3号が落としてしまった無線機を拾ったことで、アタリメ司令と交信がつながり、DLCのストーリーに関わっていくこととなる(ストーリー開始前の3号とアタリメがこの山を訪れたのだろうか?)。
また、『2』ヒーローモードでもクリア後のアオリとホタルの雑談で「ナンタイ山のウワサ」という幽霊についての怪談が出てくることがある(下の動画参照)。話の内容的にヒメが幽霊の正体のようだが……
【スプラトゥーン2】ホタルのホラー話の正体を調べたら〇〇だった!?オクトにヒントがあります! スプラ小ネタ
(1分41秒から件の怪談)
スプラトゥーン3
次作『スプラトゥーン3』でもその存在が語られている。同作フェスの中間発表にてフウカが、
- フウカ「ここが天下分け目のナンタイ山!」
と発言しており、スプラトゥーンの世界には「天下分け目のナンタイ山」という慣用句がある様子。この慣用句より、この山で昔何らかの天下を分ける決戦が行われたのかもしれない。イカとタコのナワバリの境界に近いことから、大ナワバリバトル中に決戦でも起きたのだろうか。
その他
2018年12月発売の公式設定資料集『ハイカラウォーカー』263pによると「ナンタイ山天文台」という天文台があるらしい。天文台ではクマサン商会の協賛で「定例、夜空を見上げる会」の参加者を募集している、という広告がある。
『3』発売直前の2022年9月7日にファミ通のインタビューで公開された作中世界の地図にもナンタイ山は描かれており、標高は810mの模様(タコ足の本数である8と、イカ足の本数である10から取ったとみられる)。