概要
CV:西村知道
長距離移民船団マクロスフロンティアの第4代大統領。やや色黒で口ひげを生やした白髪の老人。娘にキャサリン・グラス(キャシー)がいる。
公明正大であり落ち着きのある有能な政治家であったが、彼のただ1つの不幸は、娘の婚約者にレオン・三島という奸臣を選んでしまった事であった。
フロンティア内でバジュラが孵化したことを知り、バトル・フロンティアへと向かう最中、腹心である三島に裏切られ、SP諸共蜂の巣にされる。娘であるキャシーが辿り着いた時にはすでに息を引き取っており、キャシーはその死にショックを受け、その場に頽れ号泣した。そして政権は事実上のNo.2だった三島に奪われてしまう。
しかも、同じ週にメイン人物であるミハエル・ブランが死亡してしまったため、EDではミシェルの割れた眼鏡が描かれるなど、完全にそちらがメインになってしまい、どうしてもハワード大統領の死のイメージが希薄になってしまった。(メイン画像はそれを題材にしている)
小説版によれば、マサチューセッツ以来の政治家一族の生まれで、右翼と左翼の意見双方に耳を傾ける優秀な政治家として知られていたらしい。
劇場版においては、ギャラクシーからの救援要請を無視するというTV版とは逆の決断を下している。また、終盤では三島の口車に乗り、バジュラ本星への侵略を許可してしまった。しかし、バジュラ本星に辿り着いた途端に、ひそかに船内に侵入していたブレラ・スターンにより三島を始めとする部下たち共々虐殺される。
ちなみに『スーパーロボット大戦シリーズ』ではZシリーズのみ生存している。