概要
「フューチャー・イズ・ワイルド」に登場する人類が滅亡して500万年後のウアカリの子孫で最後の霊長類でもある。生息地は氷河期による気候変動でアマゾンの熱帯雨林が変化したアマゾン草原。
フェイスペイントをした原住民の様な、一目見たら脳に焼き付いて離れないであろう顔が特徴のお猿。体の造りは現在のヒヒに近く、長い尻尾を垂直に立てている。その長さは草むらから突き出す程で前述の顔も併せて遠くの仲間に合図を送る手段として活用する。体の大きさの情報が無いが、漫画版の様子から成人男性の腰より少し低いぐらいと予想される。(尻尾は除く)
元々の生息地であった熱帯雨林が乾燥化して森林火災が多発したことで軒並み消滅。適応する為、樹上生活から地上生活への変更を余儀なくされた。
尚、原語版ではアマゾン草原は熱帯ではなくなった為かサバンナではなくプレーリーとして扱われている。
名前の由来は、ヒヒの英名バブーン(Baboon)+ウアカリ(uakari)から。
雑食性で、草の茎を編んで籠のような物(見た目はデカいタンブルウィード)を作り、それを川の中に仕掛けて魚を捕る。
数十頭の群れで行動するとされている。
ただし、現在のヒヒ達のように鋭い犬歯も凶暴性も持ち合わせていない為、危険が迫ると常に逃げの一手を余儀なくされる。この地に君臨する最高捕食者はデカい・強い・速い・眼が良い・群れると敵う要素ゼロなのが拍車を掛けている。
火災を利用する知能も火災から守る術も無い事が明らかになっている。
映像版では、予算の都合で多くても三頭しか出てこない。一頭は餌食となった。雷が鳴っていても低木の上でゆっくりしている様子も。
漫画版では、特徴的なボス猿が登場している。映像版や書籍版に比べて表情豊かでコミカルになっている。
かの鳥に襲撃された際、自然に出来た落とし穴に落ちて頭を打ち、一時的に頭脳が活性化。
その落とし穴に誘導して一杯喰わせる作戦を思い付く。
作戦は見事成功したが、落としただけな事に加えて自身より屈強な体を持つかの鳥にはあっさり脱出されて追いかけまわされるのであった。
関連タグ
フューチャー・イズ・ワイルド:登場作品。
ドゥーガル・ディクソン:生みの親。
ウアカリ:祖先。
カラキラー:常に狙って来る天敵で越えられない壁。
ラトルバック:同地域の奴で威嚇された。
グライケン:同様の理由で陸上生活に適応した。
アフターマンにおける霊長目/ラブーン/ホレーン :同作者の著作「アフターマン」にて登場した猿たち。