概要
「フューチャー・イズ・ワイルド」に登場する人類が滅亡して一億年後のツルの子孫である。生息地は地殻変動でオーストラリア大陸が北アメリカ大陸(映像ソフト版では「カナダの辺」)とユーラシア大陸の極東部(書籍ダイヤモンド社刊P119~120 なお『アフターマン』でも豪州大陸は東アジアの南部で亜大陸となっている)に衝突して誕生した超巨大山脈グレートプラトー(プラトーは英語で「台地」)。ただし、夏季の間のみであり冬季は南の低地に渡るとのこと。(詳細な場所は不明。)
名前が長い為、公式略称はウィンドランナーとなっている。今のところ、これ以上略する案は出ていない。名前にある通り、メタリックブルーの体をしている。これは高山地帯では太陽光を遮る物が無い故、強い紫外線を防ぐ為の進化である。眼も遮光効果のある膜がかかっていると徹底している。雄は「イケてる日焼け」をして雌に選ばれる。
前肢だけでなく後肢にも翼が生えている。後肢の翼は低空飛行時に使用する。後頭部にも小さい翼状の羽毛が生えておりガナード 外部リンクとして機能している。
平均の標高が1万mであるグレートプラトーはヒマラヤ山脈すら見下ろす高さである為、マイルドな地球温暖化によってリアルの現在より若干ましとはいえ生物の生息には適してはいない。しかしそれでも渡って来る理由は高山故に天敵やライバルがいないことで子育てをしやすいからである。ここではシルバースパイダーが繁栄している為、餌の確保にも困らない。
作中ではグレートプラトーの間を悠々と飛ぶ様子やシルバースパイダーを捕らえ、幼体にあげる様子が確認出来る。終盤では地殻変動による地震や落石が発生し、成体は飛び立つも幼体は・・・。コミック版では原作後と思われる惨状の中、主人公のポグルを狙うシルバースパイダーを襲撃するもこと切れてしまう。
関連タグ
フューチャー・イズ・ワイルド:登場作品。
ドゥーガル・ディクソン:生みの親。
ツル:ご先祖。
シルバースパイダー:獲物。
ポグル:獲物の獲物。