概要
「フューチャー・イズ・ワイルド」人類が滅亡して二億年後のタラの子孫の総称である。鳥類が絶滅したことで空いた生態的地位(ニッチ) に入り込んだ。鳥類同様に翼・足・肺を発達させた。(それぞれ胸鰭・腹鰭・浮袋から進化。肺を得た事で鰓は退化している。)
鳥類と異なり、体温を保つ羽毛が無い代わりに鱗が厚くなっている。
適応放散しており、作中では海と森の二種類がいる。https://spec-evo.fandom.com/wiki/Category:Flish?file=Fishy_flishes_by_dragonthunders_dce4j2x-pre.jpg
オーシャンフリッシュ
地殻変動で誕生した地球海の沿岸部に生息しているフリッシュの総称。(その割には一種類しか登場しないが・・・。) 獲物は甲殻類の子孫シルバースイマー(幼体の姿のまま成長する) で顎から口を飛び出して捕らえる。1秒あたり8回ほどの速さで羽ばたいてからしばらく滑空をする飛び方をする。
作中ではシルバースイマーを捕らえるがレインボースクイドに捕らえられるといった具合に食物連鎖について教えてくれる。大型の嵐に巻き込まれ、大陸内部(レインシャドー砂漠)へ吹き飛ばされる個体も。(亡骸は砂漠の生態系に貢献している。) コミック版でもレインボースクイドやシャークオパスに襲われたり、大型の嵐に巻き込まれたりと作中トップクラスで酷い目に遭っている。原作では触れていなかった子育ての様子が描かれており、シビアでどこか哀愁を感じさせる。
フォレストフリッシュ
第二パンゲアの北部森林地に生息しているフリッシュ。(他に森林性のフリッシュがいるかは不明。) ハチドリの様に毎秒30回もの速さで羽ばたかせながら飛び回ったり空中停止したりできる。足の先端は鉤爪になっており、まるでコウモリの様に枝を掴んで逆さ吊りになって眠る。昆虫を主食としている。歯ぎしりによって鳴き声を出す。(実はオーシャンフリッシュも鳴いているのだが、恐らく出し方は同じと思われる。)
作中では森林を自由自在に飛び回ったり木にぶら下がる様子が確認出来る。スリザーサッカーに捕らわれる様子はトリモチに掛かる鳥の様である。コミック版の登場は挿絵レベル。ストーリーには絡まない。
余談だが、生みの親に気に入られている生物の一体である。(オーシャンフリッシュのみ?) もう一体はこいつ。
関連タグ
フューチャー・イズ・ワイルド:登場作品。
ドゥーガル・ディクソン:生みの親。
タラ:ご先祖。
テラスクイド:(森さんの)お隣さん。
シルバースイマー:(海さんの)獲物。