概要
「フューチャー・イズ・ワイルド」に登場する人類が滅亡して一億年後のクダクラゲの子孫である。生息地はユーラシア大陸に出現した数千㎞にもなる海、大浅海地。
体長10m、幅4mにもなる群体で構成されている。構成は帆を持つ浮袋役、触手を持つ探索・捕食役、風が吹かない際に水を吹き出す動力役、海水を淡水に変える役で成り立っている。(現存するクダクラゲの仲間も大まかな作りは同じである。)
さらに浮袋役には藻、自衛用触手にはウミグモの子孫であるスピンドルトルーパー(体長30cmほどもある。)を住まわせて共存している。(一つの触手に二体いる。) 藻は光合成する為、炭水化物を得ることが出来る。ベル状の触手には小さい眼が付いている為、触手だけで獲物を捕捉して忍び寄ることが出来る。群体である為、嵐や天敵の襲撃でバラバラになっても生きられる。そして残った部分から再生出来る。
獲物はウミウシの子孫、リーフグライダーの幼体。魚類を捕らえるのは至難の業らしい。反対にリーフグライダーの成体には狙われる立場となる。その際には、前述のスピンドルトルーパー達に鉤爪と毒を持った腮(顎)で迎撃してもらう。
作中ではリーフグライダーとのやったやられたを繰り広げ、嵐による荒波に飲まれてバラバラになっている。コミック版では概ね原作と同様の展開にトラトンの死体に衝撃を受けるシーンが描かれている。
関連タグ
フューチャー・イズ・ワイルド:登場作品。
ドゥーガル・ディクソン:生みの親。
クダクラゲ:ご先祖。
リーフグライダー:獲物であり天敵。
トラトン、グレートブルーウィンドランナー、スピットファイアビートル:その他の同期。