概要
「フューチャー・イズ・ワイルド」に登場する人類が滅亡して500万年後のパカの子孫である。南北アメリカに生息する。背中は体毛が変化した鱗に覆われている。(横腹にも下向きに生えた鱗が有る。)
侵入者を威嚇する際はガラガラヘビのように鱗を鳴らす。(そもそもラトルバックという名は、「音を立てる背中」という意味である。)
前脚には鉤爪があり、主に地面を掘る際に使用する。以下の二種類がいる。
プレーリーラトルバック
アマゾン草原に生息するラトルバック。通称、原種。カワウソほどの大きさ。(オオカワウソ位?) 顔は鱗に覆われている。防御性能が高く、穴の底にうずくまれば、カラキラーの爪も火災も物ともしない。雑食性で、地下茎だけでなくカラキラーの卵や火災で焼けた動物も食べる。縄張り意識が強く、ガラガラと背中の鱗を鳴らす。
作中では縄張りに侵入したバブカリや同種を威嚇したり、卵を失敬しようとしたりしている。気付いたオスのカラキラーが排除にかかるも、その防御力の前では全く歯が立たない。動きは鈍重であり、落雷等による火災が発生した際は地面にうずくまって沈静化するのを待っている。
デザートラトルバック
北アメリカ砂漠に生息するラトルバック。通称、亜種。草原のほうより体が大きくずんぐりしているのはこういった寒い場所では体の突き出た部分の小ささが凍傷にかかる可能性と反比例するからである。天敵が少ない為、鱗は小さいかわりに寒さから身を守るために毛が大量に生えている。こちらは草食性であり、地下茎を求めて地面を掘る行為がスピンク達の悲劇及びデスグリーナーへの獲物の提供へと繋がっている。
作中では幼体を連れている母親が登場する。砂嵐が強まった際は体を丸めて幼体を守り、幼体に危険が迫った際は背中を鳴らしながら突進する。母は強しである。
余談
作中ではどちらもラトルバックと呼ばれている。
関連タグ
フューチャー・イズ・ワイルド:登場作品。
ドゥーガル・ディクソン:生みの親。
パカ:ご先祖。
ジャラランガ:鱗を鳴らす共通点がある。