概要
全長2.5~3m、体重200㎏。
食べ物は主に木の葉。
特徴
頭骨の形状は現代のバクに類似しており、上唇と合わさった鼻をしていた姿で復元されることも多い。しかし頑丈な前脚の手首を見てみると大きくて鋭い爪があったため、バクはおろかゴリラやパンダのように爪と鼻で枝を手繰り寄せて座って食べたり、イボイノシシのように植物の根や茎を掘り起こして採食したりしていたと推測されている。
また目は小さく、サイのように視力は良くなかったようだが、代わりに嗅覚が発達していたようだ。
そんな色々な動物を掛け合わせたのような見た目だが、系統としてはカンガルーやコアラの仲間で、有袋類の一種である。特にディプロトドンとは近縁だったようだ。