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ヒョウモンガメ

ひょうもんがめ

ヒョウモンガメ(Geochelone pardalis)とは、爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属(学者によってはヒョウモンガメ属)に分類されるリクガメの一種。漢字表記は「豹紋亀」。
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概要

ヒョウモンガメとは、爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属(学者によってはヒョウモンガメ属)に分類されるリクガメの一種。

英名

Leopard tortoise

分布

アンゴラ南西部、ウガンダエチオピア南部、ケニア、ザンビア東部、ジブチ、ジンバブエスーダン南部、スワジランド、ソマリアタンザニアナミビアボツワナ、マラウイ、南アフリカ共和国モザンビーク南部、レソト

形態

野生下で70cm以上に成長する大型種。

ただし飼育下ではそれほど大型化せずペットで主流のバブコックではオス30センチ前後・メス40㎝程度で成長が止まるとされ、メスでも最大50センチと言われている。

亜種は無効とされているがペットとして流通するものは以下の3種(4種)ある。


分類名称飼育下♂サイズ飼育下♀サイズ野生での最大サイズ備考
バブコックヒョウモンガメ30センチ前後40センチ程度最大で50センチ70センチヒョウモンガメの中で体の小さい地域個体群・亜種分類無効。モザイク模様は粗い
ドワーフヒョウモンガメ~30~30不明・流通の歴史が浅く最大サイズがはっきりしない。バブコックの中でさらに小さい個体群と思われる。成長スピードはバブコックの半分程度。腹甲は黒い模様がほとんどなく白い。頭部のうろこがごつごつしていない。つるんとしている。
ソマリアリクガメ(ソマリアヒョウモンガメ)~70~7070センチ亜種分類無効バブコックより白い。モザイク模様は細かい。バブコックより頑強とされる。
ナミビアヒョウモンガメ~70~7070センチ亜種分類無効。モザイク模様は細かい。ほとんど流通していない。

生態

標高3000m以下の草原・サバンナなどに生息する。

山地の斜面や森林、極端に乾燥した環境は好まず、温帯域に分布する個体群は冬季になると茂みや岩、倒木の下、シロアリの古い蟻塚、他の動物などで冬眠するが、気温が上昇すると日光浴をした後に活動することもある。


草食性で、草、木の葉花、果実、多肉植物、キノコなどを食べる。


天敵にはミナミジサイチョウなどがいる。


飼育方法

飼育下でも30センチ以上に成長する大型のカメなので安易に飼育できない。

幼体の間は60~90センチの水槽で問題ない。

大きくなったら水槽や室内用のケージなどでは狭く 庭・温室もしくは一部屋開放し放し飼いすることになる。


 安価で流通するWC個体はお腹に大量の寄生虫を抱えており環境の変化で拒食しやすい。

飼い初めに合成フードを食べるようであれば駆虫薬を練りこんで与え駆虫すると良い。

非常に臆病でストレスに弱いカメなので大きな音をたてたり 他種のカメと一緒にするなどは避ける。


自然下では乾季・低温期に活動を止め休眠するので 乾燥しすぎないように小皿に飲み水を常備する。


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