「エルザさん!!」
概要
CV.新井里美、中原麻衣(第44話のみ代役、通常はジュビア・ロクサーを担当)
18歳⇒25歳(7年後)
「妖精の尻尾」の魔導士。
旧名は「ビスカ・ムーラン」。西部大陸からの移民。
好きなものはアルザックとアスカ、嫌いなものは甘いもの。
常にライフルを携えており、エルザのそれに似た換装魔法を使い亜空間から銃器をとっかえひっかえして戦う(ムーラン・ルージュ時代は拳銃を使用していた)。
緑のロングヘアーが特徴の女性で、いつも露出度の高い服を着ている。
来歴
第1部
移民のため就職先にも事欠いていた過去に『ムーラン・ルージュ』と名乗り、窃盗や略奪など数々の悪事を働いていた。
だが、彼女が「妖精の尻尾」の名を騙り悪行を重ねているという噂を聞きつけたエルザ・スカーレットにボコボコに叩きのめされ、銃撃するも一発残らず叩き落とされ完敗。金に困っていることを明かすと「仕事が無ければ来い」と「妖精の尻尾」を紹介された。それからは、ビスカにとってエルザは『憧れの女性』である。
アルザック・コネルに想いを寄せており、両思いなのだが、想いを告げられずにいる。番外編「ようこそ フェアリーヒルズ!!」にて自分の部屋を披露した際、彼女の部屋には馬を始めとしてカバ、虎など大きな動物が立錐の余地も無い程大量に飼われていた。
初期から登場する割には目立った出番はなく、収穫祭では真っ先にラクサスの仕掛けた罠を狙撃し感電して失神してしまった。
第2部以降
ナツ達が行方不明になってから1年後、アルザックと結婚する(本人曰くプロポーズはビスカからしたらしい)。その後、娘のアスカを出産したため、「妖精の尻尾」唯一のママさん魔導士となった。
アスカによれば「パパとはしょっちゅうキスしてる」らしい。
スプリガン12襲来に際しては幽鬼の支配者から鹵獲した魔導収束砲ジュピターの砲撃手に任ぜられ、アルバレス帝国の艦隊を撃ち抜いた。
なお、本来ジュピターはジュビアを始めとするエレメント4の四人で分担して15分間もチャージしてやっと撃てるほど燃費が悪い代物だったが、ビスカが使ったときは技術進歩により大型魔水晶から魔力を供給する外部補助装置と彼女自身の実力アップのおかげで扱えるようになっている。
(第2部序盤ではあのマックスですら目覚めたばかりのナツと互角に渡り合っているくらいなので、彼女も第1部の天狼組よりは強いということになる)
エドラスのビスカ
バカップル。以上。
余談
中の人である新井女史は、アルザックの中の人である下山吉光氏と『FT』放送開始の前年に結婚しており(当時は未公表)、原作者の真島ヒロ氏がそれを知ったことでアルザックとビスカも作中で夫婦になった。前述の代役の件は産休によるものである。なお、真島氏の次作『EDENSZERO』ではカウチポを担当している。