概要
世界政府の新技術によりゾウゾウの実を食べた剣。ラッスー同様、「悪魔の実を食べた『物』」。
大まかな見た目は一般的なサーベルに近いが、鍔の上、刃の左右に象のような牙がついている他、ガード部分は象の足を模している(というかこれらは変形したときにそのまま牙や足になる)。
スパンダムの懐刀。普段はスパンダムの腰に提げられているが、必要に応じて変形する。
剣自体は業物とはいかないまでも、それなりの切れ味などを持ち、下記の能力である程度間合いなどを調整できる。
また、飛び道具を仕込んでいるわけではないので暴発したり味方を巻き添えにしたりするリスクが少なく、上手く使えば(捕縛されているとはいえ)元七武海の幹部相手でも無駄なくダメージを与えられる、意外と有用な存在。
目や鼻もいいようで、牙や刃が出た状態に変形した形態でありながら、スパンダムのざっくりした指示通り「急所以外の部位」に攻撃を当てる・フランキーが砲口を危険な位置で構えていることに素早く気づき、一旦静止するなどの描写も見られる。
能力
悪魔の実
武器、獣武器、獣の三形態を有し、獣武器形態の際には武器形態、つまりフツーの剣と同じ重量と象のパワーを有する。
獣形態はかわいらしいピンクの象。この形態では普通に象並みの重量と体格を持つ。
技
- 象牙突進(アイボリーダート)
鼻の部分を剣に変え、突進するように攻撃する。
- エレファント・チョップ
スパンダムがファンクフリードを振り下ろして攻撃。
活躍
エニエス・ロビー編にて初登場。ためらいの橋にて、長さを自在に変化させるなどしてスパンダムの掩護をしていたが、フランキーによって投げ飛ばされスパンダムを押しつぶし気絶する。
2年後に当たる新世界編では今のところ登場していない。
余談
SBSで描かれた幼少期のスパンダムがピンク色の子象を連れており、彼とは子供の頃からの付き合いである模様。
なお、カクとカリファに悪魔の実を手渡した際に「おれには色んなコネがあるのさ」と言っていたが、もしかしたらこのゾウゾウの実も父スパンダインのコネを使って入手したのかもしれない。