もしかして
概要
「ベイベベイベベイベベイベベイベ〜♪」
『ペルソナ3』における通常戦闘BGM『Mass Destruction』の歌い出し部分、または曲そのものの通称。「時価ネットたなか」などと並ぶ『ペルソナ3』の代表曲。『Fes』ではイントロと歌詞が異なるバージョンが使用された。
元の曲題の意味は 『大量殺戮』(または大量破壊) 。ノリノリになりやすい曲調とは打って変わって物騒なネーミングである。
ヴォーカルを担当しているのはLotus Juice氏(通称:アニキ)、川村ゆみ氏である。
ヴォーカルを本格的に取り入れたオサレな戦闘曲というものは当時のRPGとしてもかなり画期的であり、ベイベベイベを初め、ダ・ザラッタッタ♪などその一度聞いたら忘れられない歌詞から、ディスコをイメージしたAAが有志の間で作られている。
ちなみに初めて地上波で流されたのは『ペルソナ3』ではなく、『ペルソナ4』のアニメ版となる「Persona4_the_ANIMATION』第15話「The Long-Awaited School Trip」における鳴上悠が王様ゲームで王となったシーン(メイン画像)。この後悠は上半身半開きにしたため、文字通り、「大量の」視聴者の腹筋を「破壊」する事となった。
そしてベイベベイベの波はあの大乱闘スマッシュブラザーズにも上陸。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のDLCであるジョーカーを買うと付いてくるメメントスに収録された楽曲として参戦。なお、ベイベベイベを始めとする『ペルソナ3』の楽曲をセレクトすると、メメントスが『ペルソナ3』の影時間をイメージしたカラーリングに変わる。
DLCとして
『ペルソナ5』では月光館学園制服を着用した状態で戦闘に突入する、『ペルソナ5R』ではチャレンジバトルで特別課外活動部の少年と戦うとこのBGMが流れる。
『メタファー:リファンタジオ』ではDLCとして原曲が採用されており、『メタファー:リファンタジオ アトラスブランド35th オールタイムベスト』にも収録された。
ちなみに
ペルソナ3のアニメ版であるP3Mでも使われたが、有名なのは荒垣とコロマル、そしてアイギスによる本編の数少ないギャグシーン。
誰もいない隙にコロマルにコロッケを振舞っていた荒垣だったが、壁から半分身を出して覗き見していたアイギスに気づき
(ベイベベイベベイベベイベベイベ〜♪)
アイギス「……。(真顔)」
荒垣「なっ…!?!?(焦)」
アイギス「…………。(真顔)」
荒垣「ア…アアア……ア…!(激汗)」
(ベイベベイベベイベベイベベイベ〜♪)
理「ただいまー。」
アイギス「おかえりなさい。」
(荒垣が慌ててエプロンを脱ぐ)
理「…………?何かあった?」
アイギス「いいえ。何も異常はありませんでした。」
どうやらペルソナのアニメスタッフは戦闘用BGMをギャグに回したいらしい……
それでいいのかアトラス。
フルリメイク版・ペルソナ3リロードでは先制を取った際のBGMとして、新曲『It's Going Down Now』が収録されているが、ちゃんとイントロでベイベベイベする。
さらに追加DLC兼リメイクの『エピソードアイギス』での新規戦闘BGM『Don't』でもイントロとループ部分でベイベベイベする。
どちらも原曲に比べるとアレンジが加わっている(何ならベイベしている時間が伸びた)が、意地でもベイベベイベを入れる拘りでもあるのだろうか……。
これらはLotus Juiceと高橋あず美氏がヴォーカルを務める。
なおP3Pでの女性主人公用戦闘BGMは完全新曲『Wiping All Out』。
なんとベイベベイベしない。
その代わりこちらも頭に刻まれる独特なイントロ、よく見ると彼女らしい歌詞、そしてやはり物騒なタイトル(和訳すると『全てを殲滅する』)になっている。
男女揃って殺意マシマシな曲名をお持ちである……
アレンジ
輪廻転生版
アレンジサントラ集『バーン・マイ・ドレッド-「ペルソナ3」輪廻転生』に収録されたバージョン。
原作から大幅にアレンジされており、ほぼ別物。
Mass Destruction(SEKITOVA REMIX)
『AT1st ~Persona3 & Persona4~Club Arrange』版アレンジ。
ところどころラップは入っているが、歌唱パートがあまり無い為、他のバージョンよりも静かな印象を与える。
Mass Destruction("P3"+"P3F"ver.)
『P3D』で使用された原曲とP3F版をメドレーにしたもの。
Mass Destruction-Tetsuya Kobayashi Remix
『P3D』におけるアレンジ。
イントロが他のアレンジよりも長めでLotus Juiceアニキによる新規ラップも差し込まれている。
この他にもライブ版(ペルソナミュージックフェス2013やペルソナスーパーライブ2015など)ではLotus Juiceアニキは原作と異なるタイミングでラップを挟む事がある。
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