G1
デストロン(ディセプティコン)のヘッドマスターの一人で、役職は催眠術兵。コウモリ型ロボットに変形するトランステクターを持ち、ヘッドマスターはボラス。
役職やコウモリに変形する姿から分かるように、特殊な音波を放出し敵を催眠状態にする能力を持つ。
ヘッドマスターズ
国内アニメではワイプの名で登場。年齢は人間で20~23歳位で、ウィアードウルフを「兄貴」と呼んで慕っている。
催眠術を使う際は「コウモリアマモリオリタタンデワイプ」(パイロット版では「フンガーホ、フガホ」)という呪文を唱え、敵の戦意喪失や自白を行う。また武器として相手の神経を麻痺させるワイプスネークガンを使用する他、「催眠拳」という必殺技を持つ。
陰湿な性格で、魔術やホラー関係のものを集める趣味があるが、コウモリに変形する癖にコウモリが苦手という憎めない一面も持つ。
ザ・リバース
CV:伊藤栄次(ボラスも兼任)
元は普通のトランスフォーマーだったが、ネビュロン星の特権階級ハイブとの取引で、サイクロナスの命令で他のビーストモードに変形するデストロン兵士共々ヘッドマスターへと改造された。パートナーも催眠術で従わせている。
ボラスはネビュロン人の科学大臣も務めた優秀な科学者で、故にプライドが高いのか、マインドワイプと組むことになった際は「卑しいゴミ漁り屋のオバケ」と罵倒し嘆いていたが、彼の催眠術に操られて従うことになった。
劇中では、ウィアードウルフのパートナーであるモンゾと作画が入れ替わっているシーンが多々見られた。
実写映画
CV:ブロンコ・D・ジャクソン
第2作『トランスフォーマーリベンジ』のスピンオフアニメ『サイバーミッション』にて登場。本作ではヘッドマスターではなく普通のトランスフォーマーとして登場し、F-117に変形する。
航空部隊の兵士であり、そのためか直属の上官であるスタースクリームをご主人様(マスター)と呼んでいる。本作でも催眠術を得意とし、アイアンハイドを一時洗脳したほか、怪音波で相手を狂わすことができる。玩具では腕からナイフを展開する。