曖昧さ回避
- アメリカ海軍の将校・歴史家・戦略研究者・作家だったアルフレッド・セイヤー・マハン海軍少将(1840年9月27日~1914年12月1日)
- アメリカ海軍が建造したウィックス級駆逐艦の28番艦(DD-102)。
- アメリカ海軍が建造したマハン級駆逐艦の1番艦(DD-364)。
- アメリカ海軍が建造したファラガット級駆逐艦の6番艦(DLG-11→DDG-42)。
- アメリカ海軍が建造したアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の22番艦(DDG-72)。
ウィックス級駆逐艦「マハン」
艦名はアメリカ海軍少将アルフレッド・セイヤー・マハンに因む。
1918年5月4日起工、1918年8月4日進水、1918年10月24日就役。
アメリカ東海岸やカリブ海で活動。
1930年5月1日、退役。
1931年1月17日、スクラップとして売却された。
マハン級駆逐艦「マハン」
艦名はアメリカ海軍少将アルフレッド・セイヤー・マハンに因む。
1934年6月12日起工、1935年10月15日進水、1936年9月18日就役。
1937年8月、南カリフォルニア沖での演習に参加後、真珠湾へ向かう。
12月下旬、海兵隊をジョンストン島へ運び、民間人をハワイに避難させた。
1942年10月22日、駆逐艦「ラムソン」と共にギルバート諸島南方で日本軍の哨戒艇2隻を撃沈。
27日、第16任務部隊に加わり、南太平洋海戦に参加。戦艦サウスダコタと衝突して大破。
1943年1月9日、修理が完了し南太平洋に戻る。ニューヘブリディーズ諸島、ニューカレドニア、フィジーで船団護衛に当たる。
8月9日、ナッソー湾への上陸作戦を支援。
22日、フィンシュハーフェンへの上陸作戦を支援。
9月4日、ラエへの上陸作戦を支援。
10月、ブナへ進出。
10月26日、グロスター岬(ニューブリテン島)への上陸作戦を支援。
1944年2月28日、ロスネグロス島を艦砲射撃。
7月、真珠湾で訓練を行う。
10月20日、ニューギニアに戻り、ホーランディアとレイテ島間の船団護衛に当たる。
12月7日、レイテ島近くで神風特攻隊の攻撃を受ける。特攻機3機に突入され大破炎上。駆逐艦「ウォーク」により雷撃処分された。
ファラガット級駆逐艦「マハン」
艦名はアメリカ海軍少将アルフレッド・セイヤー・マハンに因む。
1957年7月31日起工、1959年10月7日進水、1960年12月25日就役。
就役後はアスロックとテリア・ミサイルの評価試験に従事し、その後、太平洋艦隊巡洋艦駆逐艦部隊に配備。
1966年8月、ヘリコプターの飛行甲板が設置された。
1975年6月30日、ミサイル駆逐艦へ艦種変更され、艦番号はDDG-42となる。
1993年6月15日、退役。
1995年8月31日、スクラップとして売却。
2004年5月18日、転売を繰り返された末、解体された。
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マハン」
艦名はアメリカ海軍少将アルフレッド・セイヤー・マハンに因む。
1995年8月17日起工、1996年6月29日進水、1998年2月14日就役。
1998年2月14日、大西洋艦隊に配備。
2011年、リビア内戦に際し、地中海へ配備。
2014年3月24日、ノーフォーク海軍基地に停泊中、艦上で警備兵が銃を奪われ、乗員が射殺される事件が起きた。
現在も就役中。