曖昧さ回避
カッシン級駆逐艦「カッシン」
艦名はアメリカ海軍大佐ステファン・カッシン(1783年2月16日~1857年8月29日)に因む。
1912年5月1日起工、1913年5月20日進水、1913年8月9日就役。
1917年4月6日、アメリカが第一次世界大戦に参戦。
10月15日、ドイツ海軍潜水艦「U-61」を追跡するが雷撃を受け損傷。クイーンズタウンとニューポートで修理を受ける。
1918年11月11日、ドイツと連合軍との休戦協定が調印された。
12月12日、ヴェルサイユ会議に向かうアメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソンを乗せた輸送船「ジョージ・ワシントン」の警護に当たる。
1919年6月18日、予備役となる。
1920年1月16日、修正第18条が施行され、アメリカで禁酒法時代が始まる。
1921年2月14日、再就役。
1922年6月7日、退役。
1924年4月28日、財務省に移管される。沿岸警備隊に移籍し、酒類の密輸摘発任務に就く。
1933年6月30日、海軍に返還される。
1934年8月22日、売却された。
マハン級駆逐艦「カッシン」
艦名はアメリカ海軍大佐ステファン・カッシンに因む。
1934年10月1日起工、1935年10月28日進水、1936年8月21日就役。
1940年4月1日、真珠湾に配属。
1941年12月7日、日本海軍の真珠湾攻撃。戦艦「ペンシルバニア」、駆逐艦「ダウンズ」と共に乾ドックに入渠中に日本海軍機の爆撃を受け、「ダウンズ」の魚雷誘爆により大破。除籍される。
12月29日、サンフランシスコ港に到着。メア・アイランド海軍造船所で修理を受ける。
1943年11月15日、再就役。
1944年10月9日、南鳥島を艦砲射撃。
10月20日、第38任務部隊(司令官:マーク・アンドリュー・ピート・ミッチャー海軍中将)に加わり、レイテ島上陸を支援。
10月24日、レイテ沖海戦に参加。
11月11日、硫黄島を艦砲射撃。
1945年1月24日、硫黄島を艦砲射撃。
3月中旬、硫黄島周辺でレーダー・ピケット任務に当たる。
7月20日、北硫黄島を艦砲射撃。
8月15日、日本がポツダム宣言を受諾し降伏。
11月1日、ノーフォーク港に到着。
12月17日、退役。
1947年11月25日、スクラップとして売却。