マホロ(アバレンジャー)
あばれんじゃーのまほろ
演:桜井映里
エヴォリアンに敵対する勢力である『竜人族レジスタンス』に所属する女戦士で、仲間及び同族であるアスカとは恋人の関係でもあった。
しかし故郷の星であるダイノアースでの戦いで劣勢になってしまい、アスカと自分の兄であるミズホと共に敵陣に突入するが作戦は失敗。その際エヴォリアンの親玉であるデズモゾーリャに二人は捕まってしまいマホロは『アスカが自分達を裏切る』という幻影(具体的にはアスカが自分達の救出を諦め、恋人のマホロから同族の女性であるナユタに心変わりしてしまうという残酷な内容のもの)を見せられ、ミズホと共にエヴォリアンに帰順し、マホロは『破壊の使徒ジャンヌ』となった。更に、幻影を見せられ絶望した所に追い打ちをかけるかのようにデズモゾーリャの触手で凌辱され、デズモゾーリャの嬰児を身籠ってしまうというとても悲惨な目にも遭っている(正確には、既にアスカとの間に妊娠していた子供をデズモゾーリャが取り出し邪命因子を植え込んだ)。
その為ジャンヌになったマホロは自分達を裏切った(と思い込まされた)アスカを倒すことに固執しており、何度も対決している。また、ジャンヌになった際はマホロとしての人格と記憶を失っているようで、アスカに『自分がマホロに瓜二つ』であることを言われた際には、『マホロを殺害して肉体を乗っ取った』といった類の発言をしている。
……が、それはデズモゾーリャが見せた幻覚の効果によるもので、32話にて幻覚の効果が弱まった際には一時的にだが人格と記憶が戻っていた。
また、女戦士時代には光線銃らしき武器で武装していた。(アバレイザーが作られている辺り、竜人用の銃も存在するようである。)
記憶が戻った際には一時的に離脱したアスカと入れ替わる形で恐竜やに住み込む。ジャンヌの頃よりもかなり柔らかい雰囲気になっており、一生懸命に仕事に取り組む姿から客からも人気があるようだ。また、アスカと同じくアナザーアースのことについては全体に疎い。
その後、アスカと入れ替わるように再びジャンヌとしてエヴォリアンに潜伏することになる。(その時の動向や最終的な結末についてはジャンヌの記事を参照。)
作中での関連人物
アスカ:生き別れになってしまったマホロの恋人で、後にアバレンジャーのアバレブラックとして敵対することになる。
暗黒の使徒ガイルトン:エヴォリアンの幹部の一人で、それ以外でもジャンヌに関連している人物だが、詳細は個別記事を参照。
黎明の使徒リジェ/黎明の使徒リジュエル:同じくエヴォリアンの幹部にして、ジャンヌと深い関わりを持つ人物。詳細は個別記事を参照。
関連する他作品のキャラクター
藍リエ:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する人物で『戦隊側の勢力に所属しており、戦隊メンバーの最愛の恋人だったが、生き別れになって悪の組織の幹部になってしまった』という共通点がある。ちなみに末路は正反対である。
大平彩:『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』に登場する人物で、『戦隊メンバーの婚約者にして最愛の女性』『悪の組織が原因で生き別れになってしまったが無事に再会することができた』という点が共通しているが、『彩はマホロやリエのように洗脳されて悪の組織の幹部として恋人である戦隊メンバーとは敵対しておらず、氷漬けで二人を引き裂いた張本人によって保管されていた』という相違点がある。