概要
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』。多数の足が生えており、甘い香りと触手を使って冒険者を捕食する食人花。モデルはおそらくラフレシア。
「あまいいき」で相手を眠らせてくる。
『ドラゴンクエストⅡ』では、倒すと「ふくびきけん」を落とすモンスターであることで知られている。
『ドラゴンクエストⅪ』では、通常攻撃や「あまいいき」以外にも「つうこんのいちげき」を使ってくる。また、たくさんある足は移動だけでなく地面の水を吸収するために使われている。邪神が復活したあとの世界では、強化種の「マンイーター・邪」も登場する。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズではドラゴンクエストモンスターズジョーカーシリーズ以外の作品に登場している。
呪文使用時にその名に違わず人骨と武具を吐き出すという衝撃的なモーションが見られる。
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』では魔王軍幹部キギロの配下として人間の何倍も巨大なマンイーターが登場。
森中に根を張り巡らせるというヘルバオムのような生態をもち、地底で蓄えた魔力を魔物たちに注入するという芸当までやってのけている。
マンイーター系のモンスター
通常モンスター
- ポイズンキッス
毒で相手を苦しめてから捕食する残忍な肉食植物。名前の由来は「死の口づけ」に由来する。名前の通り毒攻撃や「どくのいき」で相手を徹底的に毒状態にしてくる。倒すとどくけしそう(『ドラゴンクエストⅪ』では特どくけし草)を落とすことがある。
『ドラゴンクエストⅪ』では過ぎ去りし時を求めた後の世界に出現し、「やけつくいき」や「もうどくのいき」、「つうこんのいちげき」といった強力な攻撃を使ってくるようになった。
- ひぐらしそう
『ドラゴンクエストⅪ』に登場した最下位種。鮮やかな黄色をしている。
名前の由来は「その日暮らし」に由来していて、ひなたぼっこが大好きで太陽の光をいっぱい浴びたことでキレイな色に育ったという。
通常攻撃のほかに「ハッピーブレス」で行動不能にしたり「つうこんのいちげき」で大ダメージを与えてくる。命の大樹崩壊後に現れる「ひぐらしそう・強」は、ステータスは異なるが行動パターンは変わらない。
この系統では珍しい穏やかな性格のためか、『ドラゴンクエストライバルズ』でものんびりひなたぼっこをしているイラストが描かれている。
ボスモンスター
- まどろみそう
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅪ』と『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』の冒険の書の世界のクエスト「迷いの森の魔物」に登場するイベントモンスター。
外見はマンイーターと同じ。迷いの森に眠りの花粉をまき散らした張本人。眠り攻撃や「あまいいき」を使うほかに、「イオ」や「つうこんのいちげき」も使い、「しのおどり」でパーティー全員を即死させようとしてくることもある。
余談
『ドラゴンクエストⅦ』には名前が同じ別のモンスターが登場している。