概要
2012年7月6日放送「参上!ムシムシヒーロー!!」に登場。
未来のヒーローごっこに使われる道具。ベルトのバックルに虫を入れると、3分間だけ虫の能力を身に付けたヒーローに変身する。
ストーリー
自分から机に向かい何かを書くのび太の姿に「天変地異の前触れか」と慌てるドラえもんだったが、のび太が書いていたのは七夕の短冊で、そこには「スーパーヒーローになりたい」と書いてあった。これに対しそんな道具はないと、念押しするドラえもんだったが、星も出ていない真昼間から天に向かって願いを唱えるのび太をいじらしく思い、「ムシムシヒーローベルト」を取り出した。
そしてここれを装着したドラえもんは、試しに蜘蛛を取り込み「クモマン」に変身し、尻から発射した糸で自由自在に移動して見せたが、時間切れでのび太に貸す前に落っこちてしまった。だがこれを借りて装着したのび太は何か事件はないか探しに行き、出会ったジャイアンとスネ夫に何か困ったことはないか尋ねたが、別にないと言われ、あってものび太になんか相談しないと言われてしまった。
これにいら立つのび太だったが、そこに先生が通りかかり事情を説明し褒められたものの、この後聞いた困りごとの例があまりにもバカバカし過ぎたため、遊んでいる暇があったら帰って勉強をやるように叱られてしまった。しかしその後公園で、風船が木に引っかかってしまい泣いている少女と慰めているしずかを見つけたため、蚊の能力を持ったカマンに変身し風船を取ってあげようとしたが、あまりスピードが出なかった上に口針で風船を割ってしまい、少女を更に泣かせてしまい、たまらず退散。
更にその後、ペットの子犬を捕まえられずにいるお婆さんを見つけたため、バッタの能力を持ったバッタマンに変身したが、ジャンプ能力を使いこなせず、その間に通りかかったジャイアンとスネ夫が子犬を捕まえてしまった。そこでこの2人を尾行することにし、2人が少年から漫画を取り上げている場面を目撃すると、カマキリの能力を持ったカマキリマンに変身するも、漫画は鎌で切り刻まれてちり紙になってしまい、更に漫画は元々ジャイアンのものだったため追いかけられる羽目になってしまった。
だがその後、悪人顔の男に追われている青年を見つけたことで、てんとう虫の能力を持ったテントウムシマンに変身し空を飛んで救出。しかしこの青年が本当は泥棒だったため、ロープで縛られピンチになってしまうも、その時はずみでベルトに蟻が放り込まれたことでのび太はアリマンに変身。穴を掘って青年を追いかけ、怪力で担いだまま交番へと届けて、このことを帰り道で様子を見に来たドラえもんにのび太は嬉しそうに話していた。
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