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概説
『Fate/Grand Order』1.5部「Epic of Remnant」亜種特異点Ⅱ【伝承地底世界アガルタ】に登場したサーヴァント。
アガルタの北西部から東部・アマゾネスの支配領域「エルドラド」を中心に出没する。
神出鬼没で、遭遇すれば死は免れない圧倒的な暴力の体現。
プロフィール
真名 | ヘラクレス・メガロス |
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クラス | バーサーカー |
性別 | 男性 |
属性 | 混沌・狂・天 |
ILLUST | Azusa |
CV | 西前忠久 |
正体
その正体は人理継続保障機関フィニス・カルデアから何者かによって召喚されたバーサーカーのサーヴァント・ヘラクレスの突然変異体。
その容貌は本来のヘラクレスの数倍の体躯となり、さらに側頭部からは一対の角が、腕にはいくつもの棘が生え、髪は長くなって毛量が増し、全身には赤くひび割れが走っている。
まとっている装束も変質し、特に武器である斧剣はヘラクレスの巨躯に合わせた馬鹿げた大きさを誇る。
これほどの巨躯ながら、敏捷性はむしろ強化されているといえるほどで、空中へと自在に跳び回り、どんな距離でも一瞬で詰め寄るなど、そのポテンシャルは驚異的の一言に尽きる。
アマゾネスの女王からは不俱戴天の敵と看做されており、普段は厳格な女王も発作的に狂暴化し、メガロスに憤然と襲い掛かる。
その在り様は「天災」、「人型の台風」といえる。
秘密 1
しかし実は人格というものが存在せず、メガロスが隠し持っている宝珠を手にすることで、宝珠を持つ者の意のままに操ることが出来る。
いわばサーヴァントをベースに鋳造された戦闘兵器に近い存在。
この秘密を突き止めた主人公たちは、敗北を喫したアマゾネスの女王への対抗策として、メガロスの運用を敢行する。
目論み通り、メガロスのパワーに助けられ、圧倒的な戦闘力を有するアマゾネスの女王を制し、すべて終わったかに思えた。
ところがメガロスの宝珠を預けていたレジスタンスのライダーが本性を現して、メガロスを操って主人公たちに襲い掛かる。
しかし度重なる戦いでメガロスも限界を迎え、レジスタンスのライダーとともに倒され、消滅した。
消滅後はカルデアにヘラクレスとして帰還し、特に後遺症もなく元に戻っている。
漫画版では主人公が玉手箱に願いを込めて発動したガンドで動きを止められ、フェルグス・リリィの虹霓剣でトドメを刺されて消滅。消滅の際に正気に戻り、主人公のサムズアップをしていた。主人公もまた彼に敬意を評してサムズアップを返した。
秘密 2
この形態は本章の黒幕によって「歪曲召喚」された結果であった。
黒幕がメガロスに演じさせた役割は、「アガルタという舞台をかき乱す災害」であり、それを制御することで逆転劇を演出することも可能な舞台装置という立ち位置である。
ゲームでの性能
ゲーム中では5回に亘って戦うことになり、どの回でも6桁越えのHPを備える上に、攻撃も単体・全体の両面を駆使し、しかもクリティカルヒットも容赦なく叩き込んでくる。
宝具による攻撃はないが、永続バフ「巨大なる十二の試練」によって解除不能なガッツ(戦闘不能になっても一定のHPを回復させて復活する)状態を持つため、一度倒しただけでは安心できない。
まさに特大の暴力装置。
しかし例によって神性特攻と男性特攻は通用するため、ゴルゴン姉妹(姉2人)や玉藻ちゃんサマーなどによる悩殺魅了殺法が効くので、上手く立ち回れば完封勝ちも不可能ではない。
また5回に分けられてこそいるが、そのすべてで12回のガッツを削り切る必要はなく、前半の3回はガッツを一度削ってもう一度倒せば戦闘終了となる。
後半2回も、ガッツではなく「ブレイクゲージシステム(HPゲージを複数持つ状態)」での再現となっている。
関連タグ
サンクレイド・ファーン:彼の召喚したサーヴァントの真名はヘラクレスで、容姿も5次のバーサーカーに近いが、キャラクター付けはメガロスに近い、紳士的ではない、ただ暴れるだけの意志なき殺戮マシーンという設定になっている。