概要
仮面ライダーランスが使用する槍型の専用武器。「醒杖ランスラウザー」とも表記される。
機能・概観
固定式の柄の先端に「A」形の穂先「バシリクスエッジ」を、後端に「エメラルドケース」をそれぞれ備えている。エメラルドケースに関してはレンゲルラウザーの後端部分とほとんど同じ形状をしており、「スラッシュ・リーダー」やAPを表示する「フォース・リマインダー・サイト」といったラウズに関する機能が搭載されている。
なお、レンゲルラウザーのような変形機能は無い。
初期能力値はレンゲルラウザーと同じく6000AP(備考を参照)。
バシリスクエッジは秒間200万回の超振動により、高熱を発しあらゆる物体を分断するほどの切れ味を発揮する。また、エメラルドケースには前述した2つの機能以外にも、スキャンしたラウズカードのエネルギーを蓄積する「フォースバンク」も搭載されている。これらの機能が集中している分、非常に堅固な造りとされているエメラルドケースは、打撃にも使用される。
必殺技
インパクトスタッブ
スラッシュ・リーダーにラウズカード「マイティインパクト」をラウズして発動。
ランスラウザーの刃の先端にエネルギー場を発生させることで切れ味を向上させ強力な刺突・斬撃を放つ。パワーは3400AP。
備考
- 『仮面ライダーディケイド』の「ディエンドの世界」にてリ・イマジネーションライダーとして登場したランスも、引き続きこのランスラウザーを装備しているが、同作中ではあまりラウザーを振るうことはなく、素手での戦闘の方が多く見られた。
- Webサイト「仮面ライダー図鑑」での現行の記載では、「AP初期値が5500となっている」と記載されているが、2005年に小学館より刊行された「仮面ライダーブレイド超全集」、2016年にデアゴスティーニより刊行された「仮面ライダー オフィシャルデータファイル」では、「6000AP」と記載されている。グレイブラウザーがブレイラウザーと同じく5000AP、ラルクラウザーがギャレンラウザーと同じく5500APであることからも、ランスラウザーはレンゲルラウザーと同じく6000APであると思われる。
- Webサイト「仮面ライダー図鑑」では、ランスブラウザーと誤記されている箇所が存在する。グレイブラウザーの記述をコピペした際のミスだと思われる。
関連タグ
- ウイングランサー:『仮面ライダー龍騎』に登場する武器の一つ。こちらもカードの力を駆使して戦うライダーの1人が使う、槍型の武器という点で共通しているものの、その形状はランスよりパイクに近いものである
- 影松・真:『仮面ライダー鎧武』に登場する武器の一つ。こちらもその作品での新世代ライダー兼劇場版限定ライダーが使用する、槍型の武器という共通点を持ち合わせている
- ジカンデスピア:『仮面ライダージオウ』に登場する武器の一つ。緑色のサブライダーが使用する、槍型の武器という点で共通項を有する