概要
カラッと揚げたフライのような衣を纏い、足に靴を履いた見た目のエビ店長。名前からしてロブスターと思いきや、種類はクルマエビ。
身体の衣はファッションらしい。
スプラトゥーン
流行の中心地ハイカラシティに店舗を構えるクツ屋『エビスシューズ』の雇われ店長として登場。同店ではギアの種類の一つである『クツ』を専門に取り扱っている。
気さくでテンションが高く、天ぷらを連想させるセリフを多用している。
口癖は『アゲアゲ!!』
スプラトゥーン2
前作から2年。雇われ店長の仕事から独立し、今作ではハイカラスクエアの広場でキッチンカー「ロブズ・10・プラー」を経営している。
しかし『バグアゲっしょ!』『バクバクアゲアゲ~』などとギャルさながらのテンションは相変わらずである。
店舗案内
「ロブズ・10・プラー」ではヒーローモード及びサーモンランで手に入れたフード・ドリンクチケットと交換し、バトル後にプラスとなる様々な効果を付与出来る食事を提供してくれる。
ヒーローモードに関しては当初一部チケットが無限入手になってしまう不具合(当初は裏技扱いにされていた)があったが現在のバージョンでは修正され一度きりになっている。このためその後の主な入手先はサーモンランとなっておりバイトをこなせば幾らでも入手出来る。しっかりこなせればの話だが…。
持続カウントは全て20試合分で、効果は一つまで。
他のフードやドリンクとの効果の共存は不可であり、その場合は上書きするかそのままかを選ぶ必要がある。
特に回線が不安定等の理由で落ちて試合の結果が見れなくても容赦なく1試合分として消費される。こればっかりは割りきるしかない。
食事の内容はというと、ドリンクは各種ギアパワーに対応したモノが用意され、バトル後のギア解放時にそのドリンクによって補正が掛かり、当該ギアパワーが付きやすくなるというもの。
さらにギアのケイケン値は多め(具体的には1.5倍)に貰えるので単にギアパワーを解放させる場合にも役に立つ。
ラテやココア、ソーダを始め、オレンジやメロンなどのフルーツ系やトマトといった、各種ギアパワーをイメージした内容となっている。
余談として各ギアパワーのドリンクの説明にギアのブランドが記されているがこれはそのドリンクを使用した場合ギアパワーのつきやすいブランドと一致しているのでいろいろと参考になる。
フードはバトル後の経験値とおカネ(ゲソコイン)が1.5倍・2.0倍・2.5倍に増すというものなのだが、その見た目は大分変わっており──
- お金アップ:チョコが塗られたワッフルの上にエビフライが乗せられ、更にホイップクリームがトッピングされているというデザートなのかどうか分からない見た目。
- 経験値アップ:パンにエビフライを挟んだタイプ・ソーセージをエビフライで挟んだタイプ・エビフライを挟んだソーセージを更にエビフライで挟む(エビのハサミ付きのゲテモノ)という徹底的エビ尽くし。
効果が大きいほどさらに重く… もとい派手になる。食べた後のナワバリバトルやガチマッチ等で胃がもたれないインクリング達の若さが垣間見える。
これらをインクリング達は美味しそうにムシャムシャ食べているので、多分美味しいのだろう。
スプラトゥーン3
「ユノハナ大渓谷で アゲ!」
今作では外部アプリ『イカリング3』の機能「ロブイチ」に登場し、なんと世界中を旅している。フード屋の担当は「店員さん」という人物に変わり、本編上で直接出会う事はなくなった。
ロブイチではプレイヤーの塗りポイントをクラウドファンディングの形で旅の支援に使える。支援するとスマホ向けの壁紙や限定特典ギアなどのお土産が貰える。
ロブによると、ロブイチでの旅はこれまで自身が立ち寄った「アツアツでアゲアゲでアツアゲなスポット」に自転車で立ち寄ることで、自分の今の立ち位置を見つめなおしてアゲなおすのが目的らしい。
なお、2023年冬Chillシーズンからはあのクマサン商会がロブイチの支援を始めた。なんでも「いつでもアゲ続けていく精神を忘れないロブさんの姿に感動を覚えました(中略)クマサン商会は挑戦し続けるあなたを、全力で応援しサポートします。感謝と喜びから始まる社会を目指す。それがクマサン商会です」とのことだが……
これにより同シーズンからは、クマサン商会のバイトでの塗りポイントもロブイチの支援に使えるようになった。
ちなみに以前彼が使っていたキッチンカーはどうなったのかというと、ナメロウ金属でスクラップにされかけている。
余談
ドリンクは欠片集めに使えはするのだが、あくまで“気休めレベルで付きやすくなる程度“であり、他のフードやドリンクとの併用が出来ない&バトル毎にカウント消費する。
加えてギアのブランドによって付きやすいパワーと付きにくいパワーが存在するため、ドリンクで欠片集めするなら《目当てのギアパワーが付きやすいギアを着用し、目当てのギアパワーのドリンクを飲用してから》ナワバリに赴くと良い。
更に星一つのギアなら解放までの必要経験値が少なくて済む=効果を無駄にしないため、効率を重視するなら厳選した方が良いだろう。
「ロブズ・10・プラー」がチケット制なのは、当初は現金で取引をしていたのだが、人気になり過ぎてお客さんが並び過ぎた結果、行列が出来てイカッチャ(近くのゲームセンター)から苦情が来たため。これにより現金取引ではなく現在のようなチケット制となっている。
なお、ロブ本人はシオカラーズのホタルと出身地が近く、話も合うことから、プライベートでは仲のいい友人として一緒にカフェに行くこともあるようである。ホタルと同じシオカラ地方出身のアオリもその事は認知している模様(公式WEB小説『シオカラ小説』より)。
『2』のファイナルフェスではシガニーと共に秩序派陣営に所属。
「意外におカタイ性格の甲殻類仲間、そしてクツを愛する者同士、気が合うのだろう。店が近所なこともあって、クツ談義に花が咲くと朝まで止まらないらしい。もしかしてロブの店の行列って、これが原因?」との事。
『3』のバンカラ街のクツ屋店員のヤシガニさんとは本編中で直接絡むことはないが、イカリング3では一緒にバーベキューしている様子が写されており、その後の新たな旅で「ヤッシー」というあだ名をつけてるらしく、仲が良い事が窺える。
ロブの後任としてハイカラシティのクツ屋店員になったアジオとも面識はあるようだが、イカリング3でのセリフで会うたびにロブの衣にレモン汁をかけようとしてくるらしい事が分かる(ロブは「あ、ボクのコロモにレモンかけなくて大丈夫だから…」と、普段のハイテンションは何処へと言わんばかりにレモン汁をかけられたくないような反応をしている)。
また、表のテンションはアゲアゲだが、裏では将来への不安をぼんやりと抱えている。
クツ屋店長、キッチンカー店長、そして一人旅と、頻繁に仕事や立場を変えているのも、「何かになりたい」という深い信念がないのが理由とされる。
関連タグ
ロブ:一般的な人名だがタグはこっちの方が使われている。Pixivで作品を探す際は「ロブ スプラトゥーン」「ロブ Splatoon」等で検索するとヒットしやすい