概要
組織名の「ヴェルター」とはドイツ語で「灯台守」を意味し、スペースナイツのハインリッヒ・フォン・フリーマン司令によって名づけられた。
ブルーコスモス派が主流となっている腐敗の進んだ地球連合軍では地球は守れないと判断したフリーマンと大河幸太郎によってGGGを基盤とし、そこにスペースナイツとプリベンターを結集させた組織。長官は大河が務める。
ロゼ・アプロヴァールが事務総長を務める新・国連事務局直属の独立部隊であり、地球連合軍とは異なる独自行動が可能。
設立当初はマジンガーやゲッターロボといった戦力不在や、自分たちはトレーラー(運び屋)であって軍隊ではないという家族の反対もあり、ヴァルストークファミリーのブレスフィールド・アーディガンは参加を保留としていたが、マジンカイザーや真ゲッターロボ、宇宙から帰って来たナデシコクルーやゴライオンチーム、ミスリルといった戦力が次々と参加。そしてヴァルストークファミリーの正式な加入とあって組織として幅広い活動が出来るようになった。
旗艦はナデシコとヴァルストーク。現場指揮官はブレスが行う。
地下帝国やマリーメイア軍の鎮圧、木連との和解、ゾンダーや機界31原種、Zマスターの打倒と戦果を挙げていったが、ゾヌーダとの戦いで疲弊していたところに、地球連合軍がプラントに核ミサイルを発射する事態が発生。すぐさま鎮圧に向かうが、ラダムやイバリューダーの大群に阻まれ、さらにスキエンティアの出現によって引き起こされた「聖バレンタインの光」によってブレスとカズマ、テッカマンブレードが行方不明となり、ナデシコも沈黙したことで事実上壊滅となった。
それから2年後、新たにノイ・ヴェルターとして再編成されることとなる。