概要(ネタバレ注意)
漫画『鬼滅の刃』には『上弦の鬼』という肩書が登場し、壱、弐、参、肆、伍、陸という六人のメンバーで構成されているが、「もし上弦の壱よりも強い上弦の零が存在したら」というifの一種。設定上、原作での鬼舞辻無惨配下の鬼ではなく、鬼化ifの人物がなっていることが多い。
またアニメオリジナルキャラ(アニオリ)や実写オリジナルキャラが登場した場合(現実の鬼滅の刃のアニメでは存在しないが)の敵として挙げられることもある。
事実、過去の諸作品ではアニオリキャラや実写オリジナルキャラにこうした設定(幻の幹部、真の最強キャラなど)が付与されることがしばしばあり、鬼滅の刃でも存在しそうに見えるのだろう。
よく上弦の零に対して「そもそも上弦の鬼を含めた十二鬼月全体で定員が12と決まっているのだから、上弦の零などありえない」という意見があるが、その辺りは原作からしても無惨の気分次第で決まるものなので一概に否定は出来ない。
現に堕姫と妓夫太郎が長年上弦の陸の座にいたことを考えると、十二鬼月と言いながらも実質13体であり、数の制限自体がそれほど意味をなしていないことがわかる。
結局の所二次創作なのであまり意固地にならず大目に見よう。
上弦の零になっている人物の主な例(ネタバレ注意)
鬼化炭治郎:最も多い。のちに公式に鬼化し、『鬼の王』という称号が与えられた。『鬼の王』以前では禰豆子のように頭に角が生えていることも多かったが、『鬼の王』以降はその姿に準じていることが多い。
竈門禰豆子:原作では一度も無惨配下に下っていないので、「もし無惨の手に落ちていたら……」というif創作が多い。
鬼化した竈門炭十郎:もし生前戦った相手が熊ではなくて無惨だったら……という鬼化if。
鬼化した継国縁壱:強さでは文句なし。むしろ無惨より強いのでどうやって無惨が制御できるかにかかっている。
その他、鬼化した我妻善逸、鬼化した時透無一郎、強くなって出世した既存の無惨配下の鬼、鬼化したクロスオーバーキャラ、他オリキャラ、夢主など。