概要
路線は14線あり、比較的綺麗だが、検査が厳しい点は注意が必要。
乗車方式はQR改札制。
その内、5号線と6号線がライトレールでそれ以外は地下鉄である。
運賃は初乗りが3元(概ね6元≒100円程度と把握しておくとわかるだろう)。6km以内であればこの料金であり、以降は+10kmごとに+1元。
上海公共交通卡という、鉄道・バス・タクシー共通で使えるカードも窓口で発行されている。100元(デポジット20元)であり、これを使うと上海リニアモーターカーの運賃50元が40元に割引される。
主な路線
主な車両
旧型式では頭文字のDCは直流モーター車、ACは交流モーターのVVVF車だったが、2010年の時点ではすべてVVVFに統一されている。また、AC03以降の車両はすべてIGBT-VVVFである。また、2014年頃からは形式名も変更されている。片側のドアの数は5・6・8号線が4ドア、16号線が3ドア、それ以外は5ドアである。
形式変更前に導入された車両
DC01→01A01/01A02
1号線用車両。シーメンス製。制御方式は東芝製のチョッパ制御だったが、現在はVVVF化された。素子はIGBT。VVVF装置は株洲南車時代電気製。「DC」はこの車両のみである。当初は6両編成だったが、現在はすべて8両編成。
AC01→01A03/01A04
1号線用車両。シーメンス製。GTO-VVVF車。一部は編成組替でIGBT-VVVFの中間車と組んだ。一部は元AC02である。当初は6両編成だったが、現在はすべて8両編成。
AC02→02A01
2号線用車両で、1号線の01A03/01A04の同型車。一部は1号線に転属してAC01となった。当初は6両編成だったが、現在はすべて8両編成。
AC03→03A01/03A02
AC04→09A01
9号線用車両。ボンバルディア製。当初はすべて1号線に投入されたが、後に転属している。6両編成。
AC05→04A01
4号線用車両。シーメンス製。当初は一部が2号線に投入されたが、後に転属している。6両編成。
AC06→01A05
AC07→08C01
8号線用車両。アルストム製のメトロポリス。6両編成だが7両化されているものもある。
AC08→02A02
2号線用車両で、1号線のAC06の同型車。8両編成。
AC09→09A02/12A01
9号線および12号線用車両。ボンバルディア製。13号線に一部が一時的に貸し出されていた。6両編成。
AC10→07A01
7号線用車両で、9号線や12号線の09A02/12A01と同型車。6両編成。
AC11→05C01
5号線用車両。アルストム製のメトロポリス。この車両は貫通路が塞がれており、非常時以外車両間の通り抜けはできない。4両編成。
AC12→06C01
6号線用車両で、8号線の08C01と同型車。4両編成。
AC13→10A01
10号線用車両で、1号線の01A05、2号線の02A02と同型車だが、機器類が若干異なる。6両編成。
AC14→06C02
6号線用車両。長春軌道客車製。制御装置は日立製。4両編成。
AC15→08C02
8号線用車両で、6号線の06C02と同型車。7両編成。
AC16→11A01/11A02
11号線用車両。中国中車製。制御装置はシーメンス製。6両編成。
AC17→02A03/02A04
2号線用車両で10号線の10A01と同型車。4両編成と8両編成がある。
AC18→13A01
13号線用車両。中国中車製。制御装置はシーメンス製。6両編成。
AC19→16A01
16号線用車両。中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。第3軌条集電でありながらパンタグラフを備える。3両編成だが、2本を連結して6両編成の運転も行っている。
形式変更後に導入された車両
形式変更後は最初の2桁の数字が路線番号、その次のアルファベットが形態(今のところタイプAとタイプCのみ)、最後の数字が導入順を表している。この部分はかなり不明な点が多いことをご了承いただきたい。
01A06
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。8両編成。
02A05
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。8両編成。
04A02
05C02
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。6両編成。
09A03
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。6両編成。
10A02
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。6両編成。
11A03
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。6両編成。
12A02/12A03
中国中車製。制御装置はおそらくシーメンス製と思われる。6両編成。